【最大800万円補助】令和6年度「農業生産におけるプラスチック排出抑制対策事業のうちプラスチック代替資材導入推進事業」

subsidy

農林水産省は、令和6年度「農業生産におけるプラスチック排出抑制対策事業のうちプラスチック代替資材導入推進事業」の公募について発表しました。

農業生産現場において、プラスチックの使用削減・適正回収・リサイクル等に係る取組の重要性はますます高まっています。そのうち、プラスチックの排出を抑制する観点から、紙・生分解性プラスチック等を使用したプラスチック代替資材の実用化の検討、普及のための情報発信を支援します。

事業内容

1. プラスチック代替資材の実用化

生分解性プラスチックや紙等のプラスチックを代替する素材を利用した資材の実用化に向け、当該資材の製造事業者等は、以下の取組を行うものとします。ただし、①について既に実施済みである場合は、②から④までの取組を行うものとします。
① 生分解性の分析及び認証の取得
② 農業生産現場におけるプラスチックを代替する素材を使用した資材の実証等
③ 当該資材の実用化に向けた有識者、農業団体、行政機関等の意見を踏まえた検討
④ 当該資材の使用事例の取りまとめ及び公表

2. プラスチック代替資材の普及のための情報発信

生分解性マルチ等の生産現場への導入を推進するため、以下の取組を行うものとします。
① プラスチックを代替する素材を使用した資材についての情報収集
② 生分解性の分析、認証の取得、活用事例等の情報発信
③ 情報発信に向けた有識者、農業団体、行政機関等を交えた検討会の開催並びに当該資材の活用事例等の取りまとめ及び公表

補助金額・補助率

1. プラスチック代替資材の実用化:上限400万円(定額)
2. プラスチック代替資材の普及のための情報発信:上限800万円(定額)

公募期間

2025年1月9日(木)~2025年1月31日(金)


SDGsの普及に伴い、さまざまな産業で環境負荷の低い事業への転換が進められています。

農業は地球環境を重要な資産としているため、他産業よりも環境に依存する割合が高い産業のひとつです。そのため、より強力に環境対策を推進する必要があります。

現代農業ではさまざまなプラスチック製品が用いられていますが、プラスチック製品は製造から廃棄までに多くの二酸化炭素を排出します。また、土に還ることがなく、地球環境にさまざまな悪影響を与えるという課題を抱えています。

そのため農業においても脱プラスチックの取り組みが求められています。

たとえば、畑の畝を覆う資材である農業用マルチシートの素材は、ビニールやプラスチックフィルムが一般的です。このマルチは利用終了後に剥ぎ取りと廃棄が必要であり、環境負荷をかけているほか、高い作業負担にもなっています。

この課題を解決するものとして、近年は土壌にすき込むことで分解される生分解性マルチが普及しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。



読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ SDGs プラスチック 助成金 補助金 農林水産省 農業 農業生産におけるプラスチック排出抑制対策事業のうちプラスチック代替資材導入推進事業
詳細はこちら

令和6年度農業生産におけるプラスチック排出抑制対策事業のうちプラスチック代替資材導入推進事業の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「女性の活躍推進助成金(ジョカツ!)」
公益財団法人東京しごと財団は、「女性の活躍推進助成金(ジョカツ!)」の公募について発表しました。 女性の新規採用・職域拡大を目的として、女性が少ない職種等に積極的に女性を新規採用・配置する都内中小企業…
全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐアプリ運営の「ポケットマルシェ」が資金調達
2020年12月21日、株式会社ポケットマルシェは、資金調達を実施したことを発表しました。 全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営しています。 また、引受先の農林…
「小型旅客船等安全対策事業費補助事業」小型旅客船等の安全設備導入にかかる費用を支援
「小型旅客船等安全対策事業費補助事業」のご案内です。 知床遊覧船事故対策検討委員会において早期搭載の促進が必要とされた3つの安全設備(改良型救命いかだ等、業務用無線設備、非常用位置等発信装置)について…
令和6年度「持続的生産強化対策事業」第2次公募
農林水産省は、令和6年度「持続的生産強化対策事業」の第2次公募について発表しました。 公募対象事業 【全国公募事業】 (1)戦略作物生産拡大支援のうち需要に応じた種子生産・供給体制構築支援事業 (2)…
車両の現在位置・軌跡と農作業の進捗を可視化する農業管理ツール「レポサク」を提供する「エゾウィン」が「面白法人カヤック」と資本業務提携
2023年1月12日、エゾウィン株式会社は、株式会社カヤックと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エゾウィンは、車両と圃場の管理ツール「レポサク」を開発・提供しています。 専用のデバイスを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集