創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年1月8日【農林水産省】令和7年度税制改正の大綱における農林水産関係事項について

2024年12月27日、農林水産省は、令和7年度税制改正の大綱における農林水産関係事項について発表しました。
令和7年度税制改正の大綱における農林水産関係の主要事項
持続的な食料システムの確立に向けた税制上の所要の措置として、食品等の流通の合理化及び取引の適正化に関する法律の改正を前提に、同法の持続的供給事業活動計画(仮称)等の認定を受けた場合に、次の特例を適用。(所得税・法人税、登録免許税)
(1)中小企業経営強化税制
(2)カーボンニュートラルに向けた投資促進税制
(3)産業競争力強化法の登記に対する税率の軽減措置
農業経営基盤強化準備金制度について、対象となる農用地を地域計画内の農用地に限定する等の見直しを行った上、2年延長。(所得税・法人税)
農用地利用集積等促進計画に基づき取得する農用地区域内にある土地に係る課税標準の特例措置を2年延長。(不動産取得税)
農業協同組合等が一定の資金の貸付けを受けて取得した共同利用施設に係る課税標準の特例措置を2年延長。(不動産取得税)
農業協同組合等が一定の資金の貸付けを受けて取得した共同利用機械等に係る課税標準の特例措置を2年延長。(固定資産税)
政府は、農林水産業系の安定・発展を後押しするため、税制措置を実施しています。
税制の一覧は農林水産省のWebサイトから確認することが可能です。
活用できる税制があれば積極的に活用し、経営費を抑えることが重要です。
令和7年度税制改正では今回の農林水産省の発表のとおり、5つの主要事項があります。
創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。
さらに「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 制度改正 |
---|---|
関連タグ | 令和7年度税制改正の大綱における農林水産関係事項 税制改正 農林水産業 農林水産省 |
制度改正の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、令和5年度「持続的生産強化対策事業」の第2次公募について発表しました。 公募対象事業 本公募の対象事業は、持続的生産強化対策事業のうち次に掲げる事業。 【全国公募事業】 (1)畜産経営体…
農林水産省は、令和6年度「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」の募集を開始したことを発表しました。 食と食文化の魅力を伝えることでインバウンド誘致を図る取組を行う農泊地域などを農林水産…
農林水産省は「農業女子プロジェクト」の新規メンバーを募集しています。 「農業女子プロジェクト」とは、女性農業者が日々の生活・仕事・自然との関わりの中で培った知恵をさまざまな企業の技術・ノウハウ・アイデ…
農林水産省は、令和7年度「飼料備蓄・増産流通合理化事業」の公募について発表しました。 飼料生産組織の人材確保・育成の取り組み、子実用とうもろこし等国産濃厚飼料の生産・利用を図るための実証の取り組み、飼…
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業(令和5年度補正予算(第1号))」の第2次公募について発表しました。 作物生産において必要不可欠な農業資材の一つである肥料…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…