創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年1月6日国内食品メーカーを中心に海外販路開拓や越境EC支援などを手がける「DripSquare」が5000万円調達
2024年12月27日、株式会社DripSquareは、総額5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
DripSquareは、国内食品メーカーを中心に、海外販路開拓や越境ECのサポートを提供するクロスボーダー事業を展開しています。
AIを活用したマーケティングを強みとし、東南アジアを中心とした越境ECデータの解析や多言語翻訳サービスを提供しています。
また、海外バイヤー向けのBtoBオンラインカタログ「Japan Food Hub」(β版)の登録受付も開始しています。
このプラットフォームでは、規制チェック機能やAIレコメンド機能などを搭載し、食品メーカーと海外バイヤーがより効率的に接触できる機会を提供する予定です。
今回の資金調達により、サービスラインナップの拡充や、人材採用、海外パートナーとの連携強化などを進めます。
経済産業省「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、2023年において、日本・米国・中国の3か国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加しています。
中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は2兆4301億円(前年比7.7%増)、米国事業者からの越境EC購入額は2兆9610億円(前年比7.7%増)であり、昨年に引き続き増加傾向です。
越境ECは、国境を越えてEコマース(ネット通販)を行うビジネスモデルです。
越境ECは、現地で実店舗を経営するよりもハードルが低い、越境ECに特化したモールやサービスが充実してきているといったメリットがあります。
国内は少子高齢化によって消費が鈍化していくことが予測されるため、さらなる事業成長のためには、人口増大や経済成長が予測される海外市場の開拓が重要であり、越境ECはその足がかりとして期待されています。
ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。
また、新たな事業に参入するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB DripSquare クロスボーダー事業 メーカー 多言語翻訳 支援 株式会社 海外 海外展開 販路開拓 貿易 資金調達 越境EC 輸出入 食品 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年5月11日、株式会社LexxPlussは、株式会社日本政策金融公庫から資本性ローン2億円の調達を実施したことを発表しました。 LexxPlussは、自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」や…
2023年6月28日、アップセルテクノロジィーズ株式会社は、株式会社pluszeroと、資本業務提携を行ったことを発表しました。 pluszeroは、AI・自然言語処理技術を活用して開発・コンサルティ…
2024年12月12日、Letara株式会社は、総額4億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Letaraは、人工衛星などの宇宙機用推進機(エンジン)を開発する、北海道大学永田研究室発…
2021年8月10日、株式会社Thirdverseは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 VRメタバース実現のため、日米にある2つのスタジオにおいてVRゲームの企画開発を行っていま…
2023年6月9日、大日本印刷株式会社は、グループ会社の株式会社DNPアートコミュニケーションズと、株式会社TRiCERAが、2023年6月に業務提携することを発表しました。 TRiCERAは、世界の…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…