注目のスタートアップ

国内食品メーカーを中心に海外販路開拓や越境EC支援などを手がける「DripSquare」が5000万円調達

company

2024年12月27日、株式会社DripSquareは、総額5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

DripSquareは、国内食品メーカーを中心に、海外販路開拓や越境ECのサポートを提供するクロスボーダー事業を展開しています。

AIを活用したマーケティングを強みとし、東南アジアを中心とした越境ECデータの解析や多言語翻訳サービスを提供しています。

また、海外バイヤー向けのBtoBオンラインカタログ「Japan Food Hub」(β版)の登録受付も開始しています。

このプラットフォームでは、規制チェック機能やAIレコメンド機能などを搭載し、食品メーカーと海外バイヤーがより効率的に接触できる機会を提供する予定です。

今回の資金調達により、サービスラインナップの拡充や、人材採用、海外パートナーとの連携強化などを進めます。


経済産業省「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、2023年において、日本・米国・中国の3か国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加しています。

中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は2兆4301億円(前年比7.7%増)、米国事業者からの越境EC購入額は2兆9610億円(前年比7.7%増)であり、昨年に引き続き増加傾向です。

越境ECは、国境を越えてEコマース(ネット通販)を行うビジネスモデルです。

越境ECは、現地で実店舗を経営するよりもハードルが低い、越境ECに特化したモールやサービスが充実してきているといったメリットがあります。

国内は少子高齢化によって消費が鈍化していくことが予測されるため、さらなる事業成長のためには、人口増大や経済成長が予測される海外市場の開拓が重要であり、越境ECはその足がかりとして期待されています。

ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、新たな事業に参入するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DripSquare クロスボーダー事業 メーカー 多言語翻訳 支援 株式会社 海外 海外展開 販路開拓 貿易 資金調達 越境EC 輸出入 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

光コム3次元センサーを手がける「XTIA」が4.8億円調達
2023年9月4日、株式会社XTIAは、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 XTIAは、光コム(OptoComb)の産業応用に世界で初めて成功し、自動検査をはじめ数多くの…
生活習慣病に特化したオンライン保険診療サービス「ヤックル」を提供する「アルゴス」が資金調達
2024年12月10日、株式会社アルゴスは、資金調達を実施したことを発表しました。 アルゴスは、生活習慣病に特化したオンライン保険診療サービス「ヤックル」を提供しています。 糖尿病、高血圧、脂質異常症…
ノーコード/ローコードを活用したソフトウェアの企画・開発などを手がける「アルパカ」が資金調達
2025年3月28日、株式会社アルパカは、資金調達を発表しました。 アルパカは、ノーコード/ローコードを活用したソフトウェアの企画・開発、生成AIを活用した業務効率化サポート事業を展開しています。 ノ…
半導体検査装置の検査時間短縮を実現する“電子ビーム生成装置”を提供する「Photo electron Soul」が6.2億円調達
2020年7月17日、株式会社Photo electron Soulは、総額6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 名古屋大学発ベンチャーで、独自の革新的な電子ビーム技術を核に開発…
カスタマーサポートプラットフォーム「Zendesk」導入・活用支援の「エクレクト」が資金調達
2023年3月31日、株式会社エクレクトは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ひろぎんホールディングスの子会社であるひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社が運営管理する地域活性…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集