注目のスタートアップ

ソーシャルコラボレーションサービスを展開する「Castee」に鈴木おさむ氏運営のベンチャーファンド「スタートアップファクトリー」が資本参加

company

2024年12月19日、株式会社Casteeは、鈴木おさむ氏が運営するベンチャーキャピタル「スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合」が事業開発パートナーとして資本参加したことを発表しました。

また、ケップルDX1号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資を行い、累計調達額は7億円超となったことも発表しています。

Casteeは、ソーシャルコラボレーションサービス「Castee」や、成果報酬型の法人向けコラボ動画マーケティングサービス「Castee Challenge」を展開しています。

「Castee」は、ユーザー専用のクリエイターページを作成し、コラボ企画のパートナー募集を簡単に開始することができるサービスです。

応募者の情報や依頼情報を一元化できるため、コラボに関する業務を効率化することも可能です。

また、決済機能も備えているため、安心・安全な取引を実現できます。

今回の「スタートアップファクトリー」の事業開発パートナーとしての資本参加により、Casteeの提供するサービスや新規事業開発に、鈴木氏が放送作家として培ったコンテンツプロデュースノウハウと幅広いネットワークを活かすことで、事業成長を加速していきます。

今後、2025年5月頃に予定しているCasteeの大型アップデート・新規事業開発のプロデュースを鈴木氏と連携して実施します。

また、調達した資金をもとに、アジア圏への進出に向けた現地法人の設立、開発体制の拡充を推進していきます。


スマートフォンとインターネット環境の普及により、誰もが簡単に作品を発表できる「1億総クリエイター時代」が到来しました。動画プラットフォームやSNSの機能向上、さらにクリエイター向け専門プラットフォームの登場により、インターネット上の創作活動はますます活発化しています。

とくTikTokやYouTubeといった動画コンテンツは若年層を中心に支持を広げ、多くの人気クリエイターがこれらのプラットフォームから生まれています。人気の動画コンテンツでは、複数のクリエイターがコラボレーションした作品が視聴者から高い評価を得る傾向があり、創作の幅を広げるきっかけとなっています。

一方で、インターネット上で活動する多くのクリエイターは個人で運営しているため、コラボレーションの管理が大きな負担となる場合があります。とく金銭が関わる場合には、報酬の取り決めや支払いに関するトラブルが発生しやすい点が課題です。

「Castee」はこうした課題を解決するため、クリエイター同士のコラボレーションを円滑に進められるプラットフォームを提供しています。

事業の成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との連携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Castee SNS SNSマーケティング インフルエンサー キャスティ クリエイター コラボ コラボレーション スタートアップファクトリー ソーシャル パートナー マーケティング ユーザー 一元管理 依頼 株式会社 決済 窓口 資金調達 鈴木おさむ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ストックオプションの発行・管理支援SaaS「Kachiluストックオプション」を運営する「BizDB」が3600万円調達
2025年3月10日、株式会社BizDBは、総額3600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、弁護士・会計士・司法書士・社労士を含む27名の士業です。 BizDBは、ストックオプショ…
長距離・重量物搭載ドローン向け動力システムを開発する「エアロディベロップジャパン」が資金調達
2023年2月1日、エアロディベロップジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、クラッチメーカーの株式会社エフ・シー・シーです。 エアロディベロップジャパンは、長距離・重量…
「三菱UFJ銀行」がWeb3・メタバース事業を手がける「TBT Labグループ」と資本業務提携
2023年5月12日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行は、TBT Lab株式会社の子会社であるJP UNIVERSE株式会社と、ログシス株…
感情・精神状態を可視化するビデオ接客ツール「Remotewell」提供の「リモートウェル」が2.4億円調達
2022年6月23日、リモートウェル株式会社は、総額約2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リモートウェルは、ビデオ接客ツール「Remotewell(リモートウェル)」を開発・運…
ワークサンプルテスト型新卒採用アセスメントツール「Job-T」提供の「キャリアエッセンス」が3,000万円調達
2021年6月22日、株式会社キャリアエッセンスは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 新卒学生の実務スキルを定量評価を可能とするワークサンプルテスト型アセスメントツール「Job-…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集