注目のスタートアップ

企業と協力し小中高生向けキャリア教育を支援する「CHEERS」が資金調達

company

2024年12月18日、CHEERS株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、明治安田生命保険相互会社です。

CHEERSは、さまざまな企業との協力で小中高生向けキャリア教育を支援しています。

明治安田との協力では、職業体験イベント「こどもシゴト博」を全国で展開しています。地域の子たちが、地域で働く企業・大人との出会いを通して、さまざまな職業や生き方を知り、地元での職業選択や夢を描くきっかけを作っています。

今後、「こどもシゴト博」を中心に、全国の自治体と連携した親子支援や、地方創生推進の取り組みを加速させていきます。


キャリア教育とは、子どもが社会的・職業的に自立するために必要な能力や態度を育み、その成長を促す教育のことです。簡単に言えば、自分に合った進路を自ら選び、自分らしい生き方を実現する力を身につけるための教育です。

キャリア教育が注目されるようになった背景には、地域コミュニティの衰退や産業の分業化・細分化があります。これにより、子どもが仕事をしている大人の姿を見る機会が減少し、どのような職業が社会に存在するのか、また自分がどのような職業に就きたいのかを考えるきっかけが少なくなったことが挙げられます。

2020年度から施行された新学習指導要領にもキャリア教育の重要性が明記されており、小中高校で「キャリアパスポート」を作成する活動が始まるといった新たな取り組みも進められています。

一方で、キャリア教育にはいくつかの課題もあります。たとえば、キャリア教育の定義が曖昧で、企業見学や職場体験のような単発のイベントで終わってしまうケースがあること、学年や小中高を通じた継続的な取り組みが不足していること、特定の職業に偏りが見られることなどが指摘されています。

こうした中でCHEERSは、民間企業として、さまざまな企業との協力により小中高生向けのキャリア教育支援事業を展開しています。

事業の拡大のためには資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ イベント キャリア教育 地方創生 子ども 支援 教育 株式会社 自治体 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

若手経営者の発掘と中小企業に対する事業承継型投資を行う「SoFun」が資金調達
2022年8月31日、SoFun株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、京都信用金庫の100%子会社である株式会社京信ソーシャルキャピタルです。 SoFunは、若手経営者の発掘と…
「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを行う「ボルテックス」が東和銀行「サステナビリティ・リンク・ローン」により25億円調達
2023年5月30日、株式会社ボルテックスは、株式会社東和銀行が提供する「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」により、25億円(期間10年、無担保・無保証人)の資金調達を実施しました。 ボルテ…
製造業向け現場データ一元管理SaaS開発の「Smart Craft」が5,000万円調達
2022年1月12日、株式会社Smart Craftは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Smart Craft(スマートクラフト)」のβ版をリリースしたことも併せて…
独自技術「環境移送技術」により海の見える化に取り組む「イノカ」が「リバネス」と資本業務提携
2023年4月28日、株式会社イノカは、株式会社リバネスと、資本業務提携を締結したことを発表しました。 イノカは、任意の海洋環境をモデル化し、ラボでの環境解析を可能にする独自の技術コンセプト「環境移送…
植物のゲノム編集プラットフォーム技術によりスピーディな種苗開発を実現する「グランドグリーン」が6.5億円調達
2024年6月21日、グランドグリーン株式会社は、総額約6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グランドグリーンは、環境負荷の低い種苗や迅速な種苗開発を実現するためのゲノム編集技術…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集