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オンライン運動・発達支援サービス「へやすぽアシスト」を運営する「PAPAMO」が2億円調達

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2024年12月10日、PAPAMO株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

PAPAMOは、オンラインの発達支援プラットフォーム「へやすぽアシスト」を開発・運営しています。

オンラインの運動・発達支援サービスです。理学療法士・作業療法士がコーチとして在籍し、オンラインで専門的な指導を提供しています。また、子ども成長や発達支援のデータをもとに、1000を超えるプログラムからユーザーごとに最適なカリキュラムを提供することを特徴としています。

レッスンは1回50分、Zoomなどを利用し、運動指導や発達支援のプロが子どもの悩みに合わせてマンツーマンで指導を行います。

今回の資金は、コーチやビジネスサイドの体制拡充を目的とした採用や組織作りに充当します。


近年、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害に対する理解や認知が広がりを見せています。さらに、ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)の視点が加わり、発達障害に対する受け入れの姿勢も変化しつつあります。

政府の取り組みとしては、2012年に改正児童福祉法が施行され、障害を持つ未就学児を包括的に支援するための児童発達支援センターが設立されました。2017年10月時点では、全国に福祉型児童発達支援センターが528か所、医療型児童発達支援センターが99か所設置されています。

こうした背景のもと、民間企業による参入も進み、多様なニーズに対応する特徴的なサービスの提供も増えてきています。

しかしながら、療育施設の数は年々増加傾向にありますが、まだ需要にその数が追いついていないという現状があります。

この課題を解決するため、PAPAMOは療育領域でオンラインの運動・発達支援サービス「へやすぽアシスト」を提供し、より多くの子ども・家庭に運動・発達支援サービスを届けています。

企業・事業の拡大には資金調達が欠かせません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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