注目のスタートアップ

商用EVを開発・製造する「EVモーターズ・ジャパン」が9750万円調達

company

2024年11月29日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、9750万円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約67.6億円となりました。

EVモーターズ・ジャパンは、商用の電気自動車(バス・トラック・トライクなど)の開発・製造・販売や、自動運転バス(レベル4)の開発、蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業などを展開しています。

今回の資金は、顧客から受注した車両の仕入れ資金や、商用EV最終組み立て工場の建設資金(二期工事)、試作車両・デモ車開発の研究、組織体制の強化などに充当する予定です。


気候変動対策の一環として、電気自動車(EV)の普及が世界的に推進されています。とくに企業では、環境負荷を削減するために、社用車や商用車のEV転換が進んでいます。

日本では、2022年度の二酸化炭素排出量のうち、運輸部門が全体の18.5%を占めており、脱炭素化を推進するために車両のEV化が重要な課題となっています。こうした背景から、商用EVの需要が高まり、それを手がける企業の成長も加速しています。

EVモーターズ・ジャパンは、バッテリーの長寿命化と低電力化を実現する独自技術を活用し、商用EVの提供を行っています。すでに国内の主要企業にEVバスを納車するなど、積極的に事業を展開しています。

2025年度には、国産バスの生産開始を目指し、商用EV専用量産組立工場を併設した体験型EV複合施設の稼働を予定しています。

ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB EV EVモーターズ・ジャパン トライク バス モビリティ リチウムイオン電池 商用EV 商用車 株式会社 物流車 社用車 自動車 製造 販売 資金調達 電気自動車
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

東欧の高度IT人材を活用し海外向けデジタルプロダクトの開発支援などを行う「SAMI Japan」が資金調達
2023年7月20日、株式会社SAMI Japanは、資金調達を実施したことを発表しました。 2017年にサンクトペテルブルクで創業し、日本人・ウクライナ人・ロシア人で構成された多国籍チームにより、東…
AI警備システム「AI Security asilla」を手がける「アジラ」が4.6億円調達
2024年1月18日、株式会社アジラは、総額約4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アジラは、AI警備システム「AI Security asilla」を開発・提供しています。 「…
分析AI「YOSHINA」など提供の「レトリバ」と感情解析サービス提供の「anyenv」が協業を開始
2021年12月10日、株式会社レトリバは、anyenv株式会社と、協業を開始したことを発表しました。 レトリバは、顧客の声の分析AI「YOSHINA」や、テキスト文書自動分類AI「Predictor…
「G-1スタートアップグランプリ」学生起業家No.1を決定 2023年12月10日開催
Milk.株式会社が運営する「G-1スタートアップグランプリ」が開催されます。 この大会は、学生起業家No.1を決め、「一度きりの人生をかけて世界を変えようと志す若者を応援する」ピッチイベントです。 …
「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」
株式会社NX総合研究所は「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業(新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業)」を実施しています。 令和5年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集