【中小企業庁】能登半島地震復興支援ファンドによる債権買取基準が改定

tips

中小企業庁は、能登産業復興相談センターでの債権買取支援の対象として、2024年9月21日に発生した低気圧と前線による大雨に伴う災害により被害を受けた中小企業・小規模事業者も追加されたことを踏まえ、債権買取支援の基準について改定を行ったことを発表しました。

令和6年能登半島地震で被災した事業者の二重債務問題に対応するため、能登産業復興相談センターが設置されました。

センターでは、復旧・復興に向けた資金繰り支援を始めとする各種相談への対応のほか、能登半島地震復興支援ファンドによる債権の買取りに向けた計画策定支援等(債権買取支援)を行います。


二重債務問題(二重ローン問題)とは、被災した生活者や事業者が、再建のために新たな借入を行うことで、既存の借入金との二重の借入負担が発生し、再建に支障が生じる状態のことです。

経済産業省は、令和6年能登半島地震で被災した事業者のに重債務問題に対応するため、能登産業復興相談センターを設置しています。

センターでは、復旧・復興に向けた資金繰り支援など、さまざまな相談に対応しています。

さらに、能登半島地震復興支援ファンドによる債権の買い取りに向けた計画策定支援も行っています。

債権買取支援では、たとえば令和6年能登半島地震により設備等が損壊して新設が必要な場合等において、震災前の借入金の返済負担が大きく、金融機関から新規融資を受けることが困難となっている、いわゆる二重債務問題に直面している事業者について、金融機関と調整の上、ファンドが金融機関から債権を買い取るまでの手続きを支援します。

ファンドは買い取った債権の一部を免除することができ、事業者が金融機関から復旧・復興に向けた新規融資等を受けやすくなるように支援します。

シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資申請をスムーズに行うためのノウハウや注意点を解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ 中小企業庁 債権買取支援 再建 復旧 復興 災害 経済産業省 能登産業復興相談センター 資金繰り
詳細はこちら

能登産業復興相談センターでの債権買取支援の基準について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):6次締切」補助事業者が採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):6次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年6月3日(月)まで 申請数:2,196…
「小規模事業者持続化補助金<一般型・災害支援枠>(6次)」申請受付開始
2025年3月21日、中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(6次)」の申請受付を開始したことを発表しました。 令和6年能登半島地震・令和6年奥能登豪雨により被害を受けた小規模事業者等が行う事業再建…
債権管理・督促回収システム「Lectoプラットフォーム」を提供する「Lecto」が資金調達
2024年11月25日、Lecto株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約13億円超となりました。 Lectoは、債権管理・督促回収システム「Lecto…
「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」
一般社団法人都市ガス振興センターは、「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」の6次公募について発表しました。 災害発生時に分散避難者への支援を行う避難所等において、災害時の電…
セレス子会社の「ラボル」が「オリエントコーポレーション」と業務提携 フリーランス向けカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」を提供開始
2022年12月8日、株式会社セレスは、子会社である株式会社ラボルが、株式会社オリエントコーポレーションと業務提携し、「labol(ラボル)カード払い」の提供を開始したことを発表しました。 「ラボルカ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集