令和6年度「環境スタートアップ大賞」申請者募集中(11/20締切)

subsidy

環境省は、令和6年度「環境スタートアップ大賞」の募集について発表しました。

環境省は、持続可能な社会に向けたイノベーションと社会実装の推進を加速化するため、環境問題の解決におけるイノベーション創出の担い手として重要性が増している環境スタートアップを支援することを目的に、「環境スタートアップ大賞」を実施しています。

応募対象者

・環境スタートアップ企業
※創業後、概ね15年以内であり、新規事業を通じて成長を目指す企業(シード・アーリーからミドル・レイターまで、ステージは不問)
※環境保全、特に気候変動、資源循環、自然共生、安全確保等に資する事業(ビジネス・技術)を保有する企業

表彰

(1) 環境スタートアップ大臣賞(1社)
有識者で構成される環境スタートアップ大賞選定委員会が、最も評価の高いスタートアップ企業の事業を選定します。

(2) 環境スタートアップ事業構想賞(1社)
有識者で構成される環境スタートアップ大賞選定委員会が、実績を問わず、今後のビジネスの成長が期待される最も評価の高いスタートアップ企業の事業を選定します。

(3) 環境スタートアップ選定委員賞(数社)
有識者で構成される環境スタートアップ大賞選定委員会が、上記の(1)及び(2)に次ぎ評価の高いスタートアップ企業の事業を選定します。

特典

受賞企業には、2025年1月頃に開催予定のGreen Startup Pitchにてピッチの機会を提供し、表彰を行います。イベントの構成は、環境省挨拶、基調講演、受賞者によるピッチ、コメンテーターによる講評、環境大臣等による表彰状授与、パネルディスカッション、ネットワーキング等を予定しています。受賞者には、コメンテーターや登壇ゲスト、大手企業や投資家などの参加者とつながる機会を提供します。

応募期間

2024年10月10日(木)~2024年11月20日(水)17:00


2015年9月の国連サミットで、持続可能な開発目標(SDGs)が全会一致で採択されました。SDGsは、2030年までに持続可能でより良い世界を実現することを目指し、17のゴールと169のターゲットを掲げています。

そのゴールには、「気候変動に具体的な対策を」「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」などが含まれています。これらの目標を達成するために、各国が取り組むべき具体的な課題が定められています。

たとえば、気候変動の主な原因としては、化石資源の使用による二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出が挙げられています。産業の近代化に伴い、地球の平均気温は急速に上昇しており、このままでは干ばつや洪水の増加、利用可能な土地の減少、生物多様性の喪失など、さまざまな問題が深刻化することが予想されています。

私たちの生活や経済活動は、安定的で豊かな地球環境があってこそ成り立つものです。そのため、地球環境の保全や改善は、今後も私たちが生活し、経済活動を続けていくために必要不可欠です。

こうした背景から、世界中で環境問題を解決するための技術やビジネスのニーズが急速に高まっているのです。

企業の成長のためには戦略的な資金調達や他企業との連携も重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ イノベーション 令和6年度 環境 環境省
詳細はこちら

令和6年度「環境スタートアップ大賞」の募集について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」提供の「シェルパ・アンド・カンパニー」が2.6億円調達
2023年3月1日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シェルパ・アンド・カンパニーは、ESG経営推進クラウド「SmartESG」を…
「令和4年度ETV事業第3回説明会及び研修会」11/29開催
2022年11月14日、環境省は「令和4年度ETV事業第3回説明会及び研修会」の開催について発表しました。 環境技術実証事業(ETV事業)をより多くの人に周知することを目的としたオンラインの説明会・研…
令和6年度(第20回)「若手農林水産研究者表彰」候補者の募集が開始
農林水産省は、令和6年度(第20回)「若手農林水産研究者表彰」の候補者の募集を開始しました。 農林水産省は、農林水産業及び関連産業の研究開発について、その一層の発展及びそれに従事する若手研究者の一層の…
カーボンクレジット売買プラットフォーム「日本カーボンクレジット取引所(JCX)」を提供する「日本GXグループ」が資金調達
2024年11月18日、日本GXグループ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 日本GXグループは、カーボンクレジット売買プラットフォーム「日本カーボンクレジット取引所(JCX)」や、環境…
【1/31締切】令和6年度「業務改善助成金」
令和6年度「業務改善助成金」のご案内です。 事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集