創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年9月10日「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型):10次締切」の補助事業者が採択

中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型):10次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。
「IT導入補助金2024」の「インボイス枠(インボイス対応類型):10次締切」について、2024年8月2日(金)まで公募を行い、応募のあった3,797者について審査を行った結果、3,567者を採択しました。
採択結果
公募期間:2024年8月2日(金)まで
申請数:3,797者
採択数:3,567者
2023年10月からインボイス制度が導入されました。これに対応するためには、適格請求書発行事業者として登録し、従来よりも複雑で正確な請求書を作成し、一定期間保管することが求められます。この業務は複雑でミスが発生しやすいため、デジタルツールの導入によって業務効率化を図り、ミスを削減することが重要です。
「IT導入補助金」の「インボイス枠(インボイス対応類型)」は、インボイス制度に対応した会計ソフトや受発注ソフト、決済ソフト、PCやハードウェアなどの導入を支援する制度です。
補助額は最大350万円で、50万円以下の導入費用に対しては、中小企業には3/4、小規模事業者には4/5と、非常に手厚い補助が提供されるため、少ない負担でインボイス制度に対応できるようになります。
「IT導入補助金2024」は先日、追加公募が発表されたところです。今回の公募が年内最後になると見られており、補助金を申請していない事業者は、これがラストチャンスとなります。
「インボイス枠(インボイス対応類型)」の公募もあるため、まだインボイス対応ができていない、あるいはインボイス対応を行ったが不十分だったという企業は、この機会を逃さないようにしましょう。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | DX IT導入補助金2024 インボイス枠(インボイス対応類型) デジタル化 助成金 採択 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」の第1回の応募申請の受付が3月19日(水)に開始されました。 手不足に悩む事業者の省力化投資を促進し、賃上げにつなげることを目的とした補助金です。 「一般型」と…
2020年10月5日、株式会社Zealsは、株式会社エイチ・アイ・エスに、「接客DX (デジタルトランスフォーメーション)」の提供を開始したことを発表しました。 Zealsは、チャット・コマース「Ze…
2024年5月31日、国土交通省は、「再配達率削減緊急対策事業」(補助事業)の募集開始について発表しました。 宅配便の再配達率が高止まり(12%程度)し、物流事業者の負担が増えており、その改善が必要で…
2024年8月27日、中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(第3回)」の補助事業者の採択結果を発表しました。 2024年5月10日から募集を開始しており、2024年7月5日に第3回公募分を締め切り…
2022年12月7日、株式会社Giver Linkは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Giver Linkは、介護ソフト・システムの検索・比較プラットフォーム「介護のコ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…