注目のスタートアップ

手芸のサブスク定期便「Craftie Home Box」を展開する「Craftie」が資金調達

company

2024年8月29日、株式会社Craftieは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、三菱鉛筆株式会社です。

Craftieは、手芸のサブスク定期便「Craftie Home Box」や、ハンドメイドキットEC「Craftie Home」、手芸のワークショップ予約サービス「Craftie」、手芸メディア「Craftie Style」、手芸業界向けマーケティング支援サービス「Craftie Partnership」などを展開しています。

複数サービスの運営で気づいてきた顧客基盤を活かし、体験価値を高める資材・道具・キットなどのオンラインコマース領域の事業拡大を目指します。

今回の資金は、コマースの品揃えの充実・拡大に充当します。


世界の手工芸品市場規模は、2023年の約1兆ドルから、2030年までに約1兆9700億ドルに成長すると予測されています。

国内市場も成長しており、とくにコロナ禍では巣ごもり需要によって急成長を見せています。

インターネットの普及により、メルカリを代表とするCtoCマーケットプレイス(いわゆるフリマサイト)が成長し、そこから派生する形でハンドメイド作品に特化したCtoCマーケットプレイスが複数誕生しました。

これまでハンドメイド作品は販売できる場所が限られていましたが、こうしたCtoCマーケットプレイスの普及によって全国的に販売できるようになったほか、SNSなどを活用することで作家としてブランディングできるようにもなりました。

こうした中で、Craftieはアート・クラフト・手芸領域において複数のサービスを展開しており、今後はさらにオンラインコマースの強化を図る計画です。

サービスの成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Craftie Craftie Home Craftie Home Box Craftie Partnership Craftie Style EC オンラインコマース クラフティ サブスク ハンドメイド メディア ワークショップ 三菱鉛筆 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

次世代のERPの提供を目指す「パトスロゴス」が9.5億円調達
2022年3月9日、株式会社パトスロゴスは、総額9億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コアERPのSaaS提供の実現を目指しています。 柔軟性のあるERP SaaSの提供により、…
映像制作ナレッジ共有サービスなどを展開する「Vook」がストックフォトサービスを展開する「ピクスタ」と資本業務提携
2023年2月14日、株式会社Vookは、ピクスタ株式会社と資本業務提携を開始したことを発表しました。 Vookは、映像制作ナレッジ共有サービス「Vook(ヴック)」を軸に、映像スクール「Vook S…
海洋性紅色光合成細菌を利用した二酸化炭素と窒素の固定技術を有する「Symbiobe」が8億円調達
2024年9月12日、Symbiobe株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約10.7億円となりました。 Symbiobeは、海洋性紅色光合…
リモートアクセスサービス「moconavi」提供の「レコモット」が資金調達
2022年7月15日、株式会社レコモットは、資金調達を実施したことを発表しました。 レコモットは、リモートアクセスサービス「moconavi(モコナビ)」を提供しています。 スマートフォン・タブレット…
データセントリックなAI開発プロセス全体を包括的に支援する「FastLabel」が資金調達
2024年9月9日、FastLabel株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズB全体の合計調達額が12.5億円、設立からこれまでの累計調達額が約19.5億円となりました。 Fast…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集