創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年8月20日「認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業」

「認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業」のご案内です。
本格的な経営改善が必要となる前の早期段階において、中小企業・小規模事業者が、外部専門家(認定経営革新等支援機関)の助けを得て実施する資金繰り管理、採算管理等の基本的な経営改善の取組をサポートする支援事業です。
申請書類や認定経営革新等支援機関の検索は「認定経営革新等支援機関検索システム」から行うことが出来ます。
対象者
本格的な経営改善が必要となる前の早期段階において、資金繰り管理や採算管理など、基本的な内容の経営改善の取組を必要とする中小企業・小規模事業者。
支援内容
国の認定を受けた認定経営革新等支援機関の支援により、資金繰り計画やビジネスモデル俯瞰図、アクションプランといった内容の経営改善計画を策定する際、その策定等にかかった費用(フォローアップ費用を含む)について、総額の3分の2まで支援します。
・認定経営革新等支援機関とは、中小企業の経営相談等に関して専門的知識や実務経験が一定レベル以上にある者として、国の認定を受けた公的な支援機関です。
・主な認定経営革新等支援機関は、国の認定を受けた税理士・税理士法人、公認会計士、中小企業診断士、弁護士、金融機関等です。
・経営改善計画の策定にあたっては、「収益力改善支援に関する実務指針」に沿った支援を行います。
2020年初頭から世界的に広がった新型コロナウイルス感染症は、日本経済にも深刻な影響を与えました。
コロナ禍により、多くの企業が事業の縮小を余儀なくされました。とくに飲食店、観光業、建設・工事業は深刻な影響を受け、これらの業界は倒産件数が顕著に増加しました。
2023年5月には、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられ、事実上の終息宣言がなされました。しかし、長期にわたるコロナ禍は、多くの業界に深い爪痕を残しており、いまだに立ち直れていない企業も少なくありません。こうした企業には、依然として公的な支援が求められています。
さらに現在は、エネルギー価格の高騰や、円安、賃上げ圧力など、経営環境は一層厳しくなっています。こうした状況下で、中小企業は売上の減少や借入の増大に直面しており、早期に経営改善のための対策を講じることが必要です。
「早期経営改善計画策定支援事業」は、資金繰りの安定や、根本的な収益力の改善を目的とした、中小企業などと専門家の取り組みを支援するものです。
具体的には、国が認定した税理士などの専門家である認定経営革新等支援機関の支援を受けて資金繰り計画やビジネスモデル俯瞰図、アクションプランといった内容の経営改善計画を策定する際、その費用の2/3を補助しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | ポスコロ事業 ポストコロナ持続的発展計画事業 助成金 早期経営改善計画策定支援 補助金 認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年11月27日、農林水産省は、令和5年度「食品ロス削減緊急対策事業」の公募について発表しました。 食品ロスの削減を一層推進する上で、フードサプライチェーンにおける食品関連事業者の取組を通じても…
2023年12月18日、経済産業省は、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(三次公募)」の採択結果について発表しました。 民間団体等が実施する、個人に対してキャリア相談、リスキリング、転職まで…
国土交通省は、令和5年度補正事業実施分「被害者保護増進等事業費補助金(介護職員等緊急確保事業)」の公募を開始したことを発表しました。 自動車事故による重度後遺障害者が、障害者支援施設やグループホームで…
厚生労働省は、令和4年12月以降の「雇用調整助成金」の特例措置(コロナ特例)の経過措置について発表しました。 「雇用調整助成金」の助成内容は、2022年12月以降は通常制度となりますが、業況が厳しい事…
農林水産省は、令和6年度「食糧麦備蓄対策事業」の公募について発表しました。 事業実施主体が、食糧麦備蓄対策事業実施計画に基づき食糧用輸入小麦を一定水準以上備蓄する場合、当該食糧用輸入小麦の備蓄にかかる…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

