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2024年8月14日植物廃棄物を原料にした内装素材の開発・製造と内装空間の提供を行う「Spacewasp」が5100万円調達
2024年8月9日、株式会社Spacewaspは、総額5100万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Spacewaspは、植物廃棄物を原料にした内装素材の開発・製造と、その素材を用いた内装空間の提供を行っています。
具体的には、林業・農業・食品加工業・運輸業など、さまざまな産業で排出される植物廃棄物から、内装空間(内装・家具・建材)を生み出し、ホテル・オフィス・カフェなど内装を必要とする事業者に対し、内装空間を提供しています。
植物廃棄物の樹脂化から、デザイン提案、プロダクト製造、専用機械の開発までを一貫して手がけています。
また、この技術を用いた宇宙建築物の内装空間開発なども展開しています。
今回の資金は、植物由来樹脂による自社ショールームの内装空間製作、サプライチェーン強化を目的とした製造機器の増産・改良、人材採用に充当します。
さまざまな業界では、その事業活動に伴い、多種多様な廃棄物が排出されます。
この廃棄物は廃棄にあたって環境に負荷を与えます。そのため近年はより環境負荷の低い方法での処理や、廃棄物の有効活用が注目されています。
Spacewaspはこのような背景のもと、植物廃棄物を原料とした内装素材の開発・製造を行い、それを用いた内装空間の提供を行っています。
内装業界は、職人不足、少子高齢化による新築着工数の減少、環境対応など複数の課題に直面しています。近年は、リフォーム・リノベーション需要が増加しているほか、法人では環境対応や省エネ化といった取り組みが注目されています。
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