創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月10日遠隔接客サービス「RURA」を提供する「タイムリープ」が「グローリー」と資本業務提携

2024年7月10日、タイムリープ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、通貨処理機・セルフサービス機器の開発・製造・販売・保守などを手がけるグローリー株式会社です。また、グローリーとは、2022年3月に業務提携契約を締結し、金融業界やその他サービス業向けに、「RURA」の拡販を共に推進しています。
タイムリープは、遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。
店舗の接客をインターネットを通じて遠隔で行うことができるサービスです。モニター・カメラ・マイクを利用し、現地の顧客とつながり、遠隔での接客を実現します。
また、翻訳機能によるインバウンド対応、来客を知らせるセンサーによる機会損失防止なども実現します。
今回の提携を通じ、金融業界やその他サービス業を対象に、省力化・省人化を支援し、日本が抱えるサービス業の人手不足という課題解決に向け、両社のアセットをより効果的に活用していきます。
モニターやカメラを利用した遠隔接客は、非対面・非接触でのサービス提供が求められるコロナ禍において注目を集めました。
また、遠隔接客は1人または少人数でより多くの現場に対応できるため、人手不足が深刻化するサービス業において省人化を実現するシステムとして需要が高まると予測されます。
ほかにも、アバターによって対面でのコミュニケーションが苦手な人材でも働くことが可能となるほか、カスタマーハラスメント対策などにも活用することができます。
さらには、機械翻訳などのテクノロジーを活用することで、インバウンド対策など付加価値向上なども実現することができます。
タイムリープは、遠隔接客サービス「RURA」の提供を通じ、サービス業などの課題解決に貢献しています。
サービスの成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB RURA オンライン カメラ グローリー サービス業 タイムリープ 店舗 接客 映像 株式会社 資本業務提携 資金調達 遠隔 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月27日、株式会社アストロスケールホールディングスは、総額約101億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は約435億円となっています。 アストロスケー…
2020年7月2日、株式会社フレンバシーは、資金調達を実施したことを発表しました。 プラントベース食品(植物性食品)のオンライン・マーケットプレイス「Vegewel Marché(ベジウェル マルシェ…
2022年7月14日、株式会社HataLuck and Personは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HataLuck and Personは、小売・飲食・サービス業に特化した店…
2023年2月13日、株式会社オルツは、「飲食業GIJIROKU」の提供を開始したことを発表しました。 「飲食業GIJIROKU」は、AI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」の業種別音声認識機能…
2022年8月4日、X1Studio株式会社は、台湾のAiello Inc.と提携し、ホテル向けのスマートAIアシスタントの国内提供を開始したことを発表しました。 Aielloは、ホテル専用のスマート…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…