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現場特化のビデオ通話ツール「SynQ Remote」を開発・提供する「クアンド」が2.4億円調達

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2024年6月19日、株式会社クアンドは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

クアンドは、建設現場や製造現場などの現場に特化したビデオ通話ツール「SynQ Remote(シンクリモート)」を開発・提供しています。

映像の特定地点を相互に指し示すことができるポインター機能、お絵かき機能、チャット機能、画面共有機能、写真撮影・録画機能、AI議事録機能、オフライン機能などにより、まるで横にいるかのように現場の確認・指示ができる現場特化型のビデオ通話ツールです。


製造業や建設業などの現場では人手不足が深刻化しているほか、スキルを持つベテラン人材の高齢化が課題となっています。

この限られた労働力・人材で業務を遂行するには、テクノロジーを活用した効率化を進めることが必要です。

なかでも遠隔での指示・管理は、人材が現場に直接赴く必要がないことから、移動時間を削減し、効率的な業務を実現します。

しかし、多くの現場は騒音環境にあったり、高品質な通信環境が整備できていなかったりすることも多いため、既存のビデオ会議システムなどでは不十分であるという問題があります。

こうした背景のもと、現場に特化したデジタルツールのニーズが高まり、それを手がけるスタートアップに注目が集まっています。

クアンドは、現場に特化したビデオ通話ツール「SynQ Remote」の提供を通じ、現場の課題解決に貢献しています。

さまざまなデジタルツールが登場している現在、企業を成長させるためには、自社に最適なテクノロジーやシステムを導入・活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、こうした設備や生産性向上に向けた投資のためには、資金調達を実施することも必要かもしれません。「資金調達手帳」では、出資や融資に関するノウハウなどを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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