創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年6月11日ペットシッターサービス「セワクル」などを展開する「ラニマル」が2.92億円調達

2024年6月11日、株式会社ラニマルは、総額2億9,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ラニマルは、ペットシッターサービス「セワクル」や、結婚式当日のペットの世話・演出をサポートする「ペットとウェディング」、ペットシッター講座事業などを展開しています。
「セワクル」は、プロのペットシッターがユーザーの自宅を訪問し、ユーザーの不在時にペットの食事の用意や、散歩、遊びなどの世話を代行するサービスです。
今回の資金は、マーケティングの強化、IT基盤の拡充、上場準備、新規事業(ペットの保育園)の展開に充当します。
国内のペットの飼育頭数は全体的に減少傾向にあるものの、ネコに関しては微増傾向にあります。またペット市場の規模についても微増傾向にあります。
ペット市場が増加傾向で推移している理由としては、ペットの家族化が進展し、プレミアムなペットフードや動物病院への支出が拡大していることが挙げられます。
こうした中でペットが快適に過ごすことができる環境を提供する各種サービスは今後の成長も予測されています。
ペットシッターサービスは、飼い主の留守時などにペットの世話を任すことができるサービスです。
飼い主の留守時に利用するサービスとしてはペットホテルも選択肢のひとつですが、ペットホテルはいつもとは違う環境であるためペットにストレスがかかること、劣悪な環境にある事業者も存在すること、送迎が必要なこと、営業時間に合わせる必要があることといった課題を抱えており、ペットホテル利用者は減少傾向にあります。
こうした背景のもと、ますますペットシッターサービスの注目が高まっています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | ペット 代行 動物 株式会社 犬 猫 訪問 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年3月8日、株式会社テラ・ラボは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ACSLと、DRONE FUND株式会社です。 長距離無人航空機「テラ・ドルフィン」の開発や、広域災…
2024年4月23日、株式会社Brave groupは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三井不動産株式会社と株式会社テレビ朝日ホールディングスです。 この資金調達により、シリーズDの…
2021年1月8日、テラドローン株式会社は、エアモビリティ株式会社と、「空飛ぶクルマ」の社会実装の早期実現に向けて業務提携することを発表しました。 テラドローンは、空撮、測量、点検、データ分析、運行管…
2024年11月13日、株式会社tacomsは、総額9億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 tacomsは、飲食業界向けVertical SaaS「Camelシリーズ」を開発・提供し…
2019年11月29日、SKYESTATE株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サンフロンティア不動産株式会社です。 ドローン・パイロットの育成事業や、ドローンを活用した動画制…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

