注目のスタートアップ

制作コラボレーションツール「MiLKBOX」を提供する「rayout」が1億円調達

company

2024年5月27日、rayout株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

rayoutは、制作コラボレーションツール「MiLKBOX」を開発・提供しています。

動画・Web・グラフィック制作におけるさまざまな業務・作業を円滑にするツールです。

連絡、レビューチェック、データ管理・共有、スケジュール作成機能を一括で提供しています。これにより複数ツールの使い分けをなくし、業務効率化を実現します。

今回の資金は、PMFに向けたUXの強化、スマホアプリの開発、アジア圏を中心とした海外ユーザーを対象としたローカライズなどに充当する予定です。


ビジネスのデジタル化が進む中で、多くの企業がデジタルマーケティングを活用し、新規顧客獲得や既存顧客との関係強化を図るようになっています。

こうしたデジタルマーケティングでは、動画やWebサイトなどのクリエイティブが重要な役割を果たします。

制作物は外部のクリエイター・事業者に依頼することも多くあるため、クライアント企業としてはこうした外部とのコミュニケーションが重要な業務となります。

しかしこのコミュニケーションにはさまざまな課題があります。

とくにコンテンツ制作・修正においては、方向性のすりあわせや、幾度にもわたる中間レビューなど、細かいプロセスとなります。このワークフローは負担が高いものであるほか、この部分でのコミュニケーションは制作物のクオリティに直結するため、正確かつ効率的な方法が求められます。

「MiLKBOX」は、チャット、レビューチェック、データ管理、スケジュール作成といった制作プロジェクトにおいて必要となる機能を網羅しており、ひとつのツールでプロジェクトのやり取りが完結します。

とくにレビューチェックは、簡単・迅速・正確な修正指示が可能な機能を備えているため、これまでエクセルやスライドなどで伝えていた非効率な修正指示を大幅に改善することができます。

高い負担のある業務はツールを導入し効率化を図っていくことが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、システム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB MiLKBOX rayout クリエイティブ コラボレーション ツール 制作 制作コラボレーションツール 株式会社 業務 業務効率化 生産性向上 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ブロックチェーン事業を展開する「Opening Line」がセキュリティ対策に強みを持つSIer「ラック」と業務提携
2022年6月13日、株式会社Opening Lineは、株式会社ラックと、業務提携契約を締結したことを発表しました。 Opening Lineは、さまざまな分野へのブロックチェーン技術の実装のため各…
“夢”がみんなの財産になるSNSを運営する「フィナンシェ」が2.4億円調達
2020年4月30日、株式会社フィナンシェは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人の夢がみんなの共有財産になるSNS「FiNANCiE」を運営しています。 夢を持つ人と…
「丸井グループ」とクラウドファンディングの「CAMPFIRE」が資本業務提携
2020年11月17日、株式会社丸井グループは、株式会社CAMPFIREと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 CAMPFIREは、国内最大のクラウドファンディング・プラットフォーム「CAM…
舞台や展覧会のチケットのサブスクサービスを運営する「recri」が1億円調達
2024年8月27日、株式会社recriは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 recriは、チケットのサブスクサービス「チケットのサブスクrecri」を運営しています。 ユーザーの好…
閉鎖循環式陸上養殖システムを展開する「ARK」に商船三井CVC「MOL PLUS」が出資
2023年8月7日、株式会社MOL PLUSは、株式会社ARKに出資を決定したことを発表しました。 ARKは、閉鎖循環式陸上養殖システムの設計・開発・製造などを手がけています。 ARKの養殖システムは…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集