令和6年度「物流標準化促進事業」レンタルパレットを導入する事業者への支援

subsidy

国土交通省は、令和6年度「物流標準化促進事業」について発表しました。

パレットを導入する物流事業者・倉庫事業者・荷主などに補助金を交付します。

労働力不足が深刻な物流業務において、標準仕様パレットの利用促進および適切な管理運用により、物流効率化の取組を推進することを目的としています。

対象事業者

指定の共同管理主体からレンタルパレットの提供を受ける物流事業者、倉庫事業者、荷主等。

対象・要件

1. パレットの導入に伴う搬送設備等の導入費用、改修費用、処分費用。
要件:パレットを運搬・荷役する設備
(例)
・パレタイザー
・ラック
・ハンドリフト
・フォークリフト
・パレットローラー
・垂直搬送機
・フィルム包装機
・輸送・保管ボックス

2. 現有自社パレットの処分費用
要件:標準仕様パレット導入にあたって不要となった現有自社パレットの処分

申請受付期間

2024年6月14日(金)~2024年7月11日(木)16:00


物流パレットとは、荷物を置くための台のことです。フォークリフトなどの機械を用い、荷役・輸送・保管などを効率化するための構造を持っています。

現在パレットは物流の縁の下の力持ちとなる重要な存在です。とくに荷物を出発地から到着地まで、同一のパレットに荷物を載せたまま、輸送・保管する「一貫パレチゼーション」の実現のために重要です。

このパレチゼーションは荷役作業の大幅な低減、トラックの運用効率の向上など、物流におけるさまざまな効率化を実現します。そのため導入が求められているのですが、日本ではパレットの標準化が進んでおらず、業界によっては異なるサイズのパレットを標準パレットに位置づけていることもあります。現在規格化されている標準的なパレットを利用しているのは、日本のサプライチェーンの3割といわれています。

そのため物流全体の効率化を進めるため、パレットの標準化が推進されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ パレット レンタル レンタルパレット 令和6年度 助成金 国土交通省 物流 物流標準化促進事業 補助金
詳細はこちら

R6年度物流標準化促進事業 公募サイトレンタルパレットを導入する事業者への支援

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「高齢者向け製品・サービスの販路開拓支援事業」展示会出展等の費用を助成
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「高齢者向け製品・サービスの販路開拓支援事業」について発表しました。 高齢者・シニアをターゲットとした製品やサービスの製造・販売に取り組む都内の中小企業者に対し、…
「人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)」
「人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)」が募集中です。 障害者の職業に必要な能力を開発、向上させるため、一定の教育訓練を継続的に実施する施設の設置・運営を行う事業主又は事業主団体に対する助成…
中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(七次公募)補助事業者が採択
2023年12月25日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(七次公募)の補助事業者を採択したことを発表しました。 事業承継・引継ぎ補助金(独立行政法人中小企業基盤整備機…
ラストワンマイル物流に特化した物流ソリューション事業を展開する「エニキャリ」が「SMBCベンチャーキャピタル」から資金調達
2023年9月4日、株式会社エニキャリは、SMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資による資金調達を8月31日に実施したことを発表しました。 エニキャリは、自転車配送サービスを活…
「IT導入補助金2024」通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠・複数社連携IT導入枠の交付申請受付が開始
2024年2月16日、「IT導入補助金2024」(令和5年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の、通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠・複数社連携IT導入枠の交付申請受付が開始されまし…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集