注目のスタートアップ

勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」を提供する「シフトメーション」が9億円調達

company

2024年5月16日、株式会社シフトメーションは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。

シフトメーションは、勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」を開発・提供しています。

AIによって勤務シフトを自動作成するサービスです。夜勤などの複雑な条件設定や、公平性の担保などを特徴としています。

医療、介護、行政、美容サロン、ホテル・宿泊など、さまざまな業界に導入されています。

今回の資金は、「Shiftmation」をさらに拡大するための組織拡大・強化、新規プロダクトとなる「Shiftmation」シリーズの開発体制強化に充当します。

新規プロダクトとしては、人時生産性の可視化・最適化をはかる「Shiftmation INSIGHT」や、必要なスキルを再現性高く取得できる評価育成支援プロダクト「Shiftmation PLAYBOOK」などの開発を進めます。


シフト制は、飲食店や、コンビニ、病院などサービス関連のビジネスで広く採用されている勤務形態です。

シフト制のメリットは、柔軟に従業員の人数などを調整できる点です。この仕組みは、日や時期で繁忙期・閑散期のあるビジネスでは必須であるといえます。

一方、シフト作成は、人員が多くなるにつれて難易度が高くなっていく業務であり、シフト作成担当に大きな負担がかかるという課題を抱えています。

さらには、最適化されていないシフトは、労働環境の悪化や、それに伴う離職率の上昇といった影響を及ぼします。

人手不足が深刻化している状況においては、シフト作成・管理の最適化・自動化は、業務効率化と同時に労働環境を改善し、離職率を低下させる施策として重要となっています。

シフトメーションが手がけるシフト自動作成サービス「Shiftmation」は、夜勤を伴う専門職の難解なシフト作成自動化に対応しており、さまざまな業界のシフト作成にまつわる課題解決に貢献しています。

人手不足が深刻化している状況において、デジタルツール導入による業務効率化は、重要な要素のひとつとなっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Shiftmation シフト シフトメーション シフト管理 作成 可視化 最適化 株式会社 生産性 自動 自動作成 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

歴史的建造物の活用を起点としたまちづくり事業「NIPPONIA」を展開する「NOTE」と「シナジーマーケティング」が資本提携
2022年12月20日、株式会社NOTEは、シナジーマーケティング株式会社と、資本提携契約を締結したことを発表しました。 NOTEは、歴史的建築物の活用を起点に、その土地の文化資産を尊重したエリアマネ…
ワインEC事業やワイン管理・投資のオンラインプラットフォームなどを手がける「WineBank」が1.5億円調達
2023年11月8日、株式会社WineBankは、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営管理するHIRAC FUND…
現場の音声コミュニケーションソリューション提供の「BONX」が7億円調達
2021年9月6日、株式会社BONXは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 グループトークソリューション「BONX WORK」と、専用イヤフォンである「BONX Grip」・「BON…
淡路島で貸別荘ブランド「Tiz」を展開する「ユーウィン」が資金調達
2023年3月2日、株式会社ユーウィンは、資金調達を実施したことを発表しました。 ユーウィンは、貸別荘等宿泊施設のブランド「Tiz」を展開しています。 2023年3月現在、兵庫県淡路市・洲本市(淡路島…
製造業向けAIソフトウェア開発やノウハウ活用サービス「Pincy Park」などを展開する「LIGHTz」が3億円調達
2022年11月7日、株式会社LIGHTzは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 LIFGHTzは、製造業向けのAIソフトウェア開発や、DXコンサルティング事業、サブスクリプション型の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集