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2024年5月9日不動産投資スコアリングサービスや新築アパートプロデュースサービスを展開する「ZIRITZ」が1.3億円調達

2024年5月8日、株式会社ZIRITZは、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ZIRITZは、不動産投資スコアリングサービス「StockFormer」と、新築アパートプロデュースサービス「StockFormer-ZERO」を展開しています。
「StockFormer」は、個人属性データをスコアリングによって分析し、ユーザーが不動産業者と匿名性を保ったままコミュニケーションし、最適な投資物件の提案を受け、商談を行うことができるサービスです。
「StockFormer-ZERO」は、デジタル技術を駆使することでアパート投資が抱えていた課題を解決し、投資家目線でのメリットと透明性を追求したアパート投資パッケージです。
今回の資金は、人材採用、広告宣伝、システム増強などに充当します。
アパート投資は、アパートを一棟まるごと購入して賃貸に出し、インカムゲイン(家賃収入)を得ることを目的とした不動産投資です。
長期的に安定的に収入を得られること、部屋のリノベーションや共用部分の改善などによって建物全体に関わる対策を施すことができること、高い利回りが期待できること、空室リスクを分散できること、節税効果が高いことといった特徴があります。
新築アパート投資は、とくに収益性が高く、アパート投資では人気の手法です。そして新築アパート投資は、新築の建売物件を購入して始める方法と、土地の取得から建築まですべて投資家自身が行う方法の大きく分けて2つの方法があります。
建売物件を購入する場合は、不動産会社が選定した土地に建てられたアパートを購入するため手間が掛からないという特徴があります。しかし不動産会社が各種プロセスを担うため、物件価格にはマージンが上乗せされており、割高な価格で物件を取得することになってしまいます。またほとんどのプロセスが不動産会社主体であり、投資家自身の主体性や選択肢が限られているという課題を抱えています。
ZIRITZが手がける「StockFormer-ZERO」は、物件開発のプロセスをITによって合理化し、システムの中に主要な関係者(銀行、ノンバンク、住設メーカー・卸、第三者施工監査、管理・集金代行など)を巻き込むことで、デベロッパーの関与無しで、投資家顧客にデベロッパーと同様の機能を提供し、投資家顧客自身が開発主体として投資用物件の取得を可能とするというパッケージです。
これにより手間を抑えつつ、投資家自身で土地の取得からアパート建築までをすべてコントロールできる環境を提供しています。
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