令和6年度「既存建築物省エネ化推進事業」補助金

subsidy

令和6年度「既存建築物省エネ化推進事業」のご案内です。

建築物ストックの省エネルギー改修等を促進するため、民間事業者等が行う省エネルギー改修工事や省エネルギー改修工事に加えて実施するバリアフリー改修工事に対し、国が事業の実施に要する費用の一部を支援するものです。

対象事業

・既存のオフィスビル等の建築物の改修

主な事業要件

(1)躯体(外皮)の省エネ改修を行うものであること。ただし、高機能換気設備を設置する場合は、換気経路を確保するための躯体または外皮の改修で足りるものとし、断熱性能を高める躯体改修は必須としません。
(2)建物全体におけるエネルギー消費量が、改修前と⽐較して20%以上の省エネ効果が⾒込まれる改修⼯事を⾏うものであること。ただし、躯体(外⽪)の改修⾯積割合が20%を超える場合は、15%以上の省エネ効果とする。なお、高機能換気設備を設置する場合は、設置する当該階単位においてエネルギー消費量が改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事を実施することも可とします。
(3)改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たすこと。
(4)改修後の建築物の省エネルギー性能を表示すること。
(5)省エネルギー改修工事とバリアフリー改修工事に係る事業費の合計が500万円以上であること。
(6)改修後に耐震性を有すること。
(7)採択年度中に着手し、原則として当該年度に事業を完了するものであること。
(8)事例集等への情報提供に協力すること。

補助率・補助限度額

補助率:1/3
補助限度額:5,000万円/件(設備改修に係る補助限度額は2,500万円まで)

公募期間

2024年4月24日(水)~2024年5月29日(水)


現代社会は化石資源によって発展してきました。しかし化石資源の使用は大量の温室効果ガスを排出することになり、これが現在の気候変動の大きな要因といわれています。

また化石資源は有限であり、将来的に枯渇するというリスクがあります。さらには化石資源は特定の地域からしか採掘されないため、資源の偏りが起きています。自国で化石資源を調達できない国は他国から輸入するしかなく、安定供給に課題を抱えています。

このような背景のもと、現代社会ではなるべく使うエネルギーを削減したり、再生可能エネルギーの普及に取り組んだりなど、化石資源/化石燃料からの脱却が進められています。

建物は人間が生活したり経済活動を営んだりするために重要な拠点です。そして快適な空間を実現するために空調などを使用し、膨大なエネルギーを消費する主体のひとつとなっています。

建物の省エネルギー化では、高効率な空調設備の導入、外皮性能の向上によるエネルギー効率の改善など、複数の施策を組み合わせて取り組むことがとくに有効であることが知られています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ エネルギー オフィスビル ストック バリアフリー 不動産 令和6年度 建物 建築物 換気 改修 改修工事 断熱性 既存建築物省エネ化推進事業 省エネ 省エネルギー 省エネ化 補助金 設備 設置 高機能
詳細はこちら

既存建築物省エネ化推進事

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度「東京都中小企業知的財産交流・研究会」参加企業募集
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和6年度「東京都中小企業知的財産交流・研究会」参加企業の募集について発表しました。 東京都知的財産総合センターで支援している中小企業の経営者または知財担当者が、…
令和5年度「共創モデル実証プロジェクト」事業選定・追加公募
国土交通省は、令和5年度「共創モデル実証プロジェクト」の事業選定・追加公募について発表しました。 地域の多様な関係者の「共創」により地域公共交通の「リ・デザイン」を進めるため、「共創モデル実証プロジェ…
「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」第2次公募
2023年8月9日、株式会社NX総合研究所は「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業(新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業)」の2次公募を開始したことを発表しました。 令和…
【東京都】「事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」について発表しました。 事業復活支援金等を受給した都内中小企業を対象に販売促進に関する経費の一部を助成するも…
不動産の非稼働在庫を会議室・イベント・スペースなど多目的に活用する「Pit in」が3,000万円調達
2020年2月28日、Pit in株式会社は、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 不動産の非稼働在庫を、分単位かつ顧客の多目的なニーズに応える“レスポンシブ・スペース”事業を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集