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マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」などを手がける「ELESTYLE」が10億円調達

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ELESTYLE株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ELESTYLEは、マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」と、モバイルアプリケーションSaaS「OneQR」を開発・提供しています。

「elepay」は、各種QRコード決済、クレジットカード、電子マネー、後払い決済など40種類以上の決済ブランドに一括で対応できる決済プラットフォームです。

「OneQR」は、ひとつのQRコードで、セルフオーダーからキャッシュレス決済までを可能にするサービスです。

PayPay、d払い、auPAY、楽天ペイをはじめとする40種類以上の決済サービスに対応しています。

今回の資金は、人材採用の強化に充当します。


日本においては、クレジットカードだけでなく、電子マネーやQRコード決済など、キャッシュレス決済の選択肢が広がっています。

かつては日本では現金の信頼性が高く、ATMの普及や利便性の高さから、キャッシュレス決済があまり普及していませんでした。しかし、新型コロナウイルスの流行により状況は一変しました。感染リスクを減らすため、店頭での待ち時間短縮や接触を避けるために、キャッシュレス決済が促進され、利用者も増加しました。

経済産業省によると、2022年のキャッシュレス決済比率は36%(111兆円)に達しました。これは2012年の15.1%から大きく伸びた数字です。

一方で、多様な決済手段が普及している現在、事業者にとってはキャッシュレス決済への対応が課題です。初期費用やランニングコスト、加盟店手数料などの負担もありますが、業務効率化やデータ活用などの取り組みを通じてキャッシュレス決済の効果を最大限に引き出すことが重要です。

このような状況の中、ELESTYLEはマルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」や決済ソリューション「OneQR」を提供し、事業者のキャッシュレス対応と業務効率化、DXを支援しています。

ビジネスの成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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