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2024年4月17日令和5年度「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業」公募

農林水産省は、令和5年度「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業」の公募について発表しました。
令和4年度からの加工食品の原料原産地表示の本格施行や、原材料価格の高騰等により、加工食品の原材料における国産回帰の動きが見られることから、これを後押しするため、加工食品の製造過程における中間製品としての砂糖の調製品等について、最終製品メーカー等の国産中間製品への置き替えを促すこと等により、国内で生産された砂糖の需要拡大を図ります。
事業内容
加糖調製品に係るニーズ調査
新たな加糖調製品の国内市場のニーズを把握するために必要な文献調査、ネット調査、消費者や菓子企業等へのマーケティング調査等に係る経費等(一部の食品製造事業者等における商品のPRを目的としたものは対象としない)。
国産の加糖調製品の開発
砂糖と主原料を混合した国産の加糖調製品の開発及びそれに必要となる原材料、機械設備の導入、機器の借上げ、コンサルタント等並びに開発した加糖調製品の成分分析等に係る経費等。
販路拡大のためのマッチング・PR
国産の加糖調製品又は当該調製品を活
用した新たな製品の販路拡大に必要な見本市・展示会・商談会等開催や、開発した製品の広告宣伝費、表示の変更に係る経費、PR・プロモーション資材作成等に係る経費等(販路拡大のためのマッチング・PRに当たっては、必ず国内製造の砂糖を使用していることをその要素に加えること)。
甘味資源作物の他用途利用に係る取組
さとうきび等甘味資源作物のSAF等への他用途利用について、甘味資源作物関係者、他用途に係るサプライチェーン関係者、自治体、地域住民等の認知を向上させる情報発信等に係る経費等。
公募期間
2024年4月9日(火)~2024年5月10日(金)17:00
世界情勢の変動に伴い、原材料価格の上昇や物資の入手の困難さといった課題が生じています。このような状況下で、国内では原材料の国内生産へのシフトが進行しています。
砂糖は様々な食品の製造に欠かせない原材料の一つです。特に沖縄県と鹿児島県で生産され、沖縄県では約7割の農家が砂糖の栽培に携わっています。
今回の「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業」は、砂糖などの新たな需要を開拓を支援するものです。
具体的には、加糖調製品に係るニーズ調査、国産の加糖調製品の開発、販路拡大のためのマッチング・PR、甘味資源作物の他用途利用に係る取組を支援します。
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| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | サトウキビ 持続的畑作生産体制確立緊急支援事業 持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業 砂糖 砂糖等の新規需要開拓支援事業 農林水産省 需要拡大 |
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