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2024年4月15日アート×テクノロジーにより新たな体験価値を創造するアートブランド「GASHO2.0」を展開する「Raptors」が資金調達
2024年4月12日、株式会社Raptorsは、資金調達を実施したことを発表しました。
Raptorsは、アート×テクノロジーにより新たな体験価値を創造するアートブランド「GASHO2.0」や、イベントプロデュース事業などを展開しています。
「GASHO2.0」は、アートとテクノロジーをかけ合わせ、アートの新たな鑑賞体験を創造するブランドです。
デジタルコンテンツをもとにメタル製の高品質な2.5次元フィジカルアートを制作する「MCA(Metal Canvas Art)」などを展開しています。
現在、アーティスト支援を目的としたコミュニティ運営、Web3領域とのコラボレーション、世界各地での展覧会の開催を行っています。
今回の資金調達により、コラボレーション先企業・クリエイターの拡大、独自のアート製造技術・ノウハウ・アート体験設計の研究開発、「GASHO2.0」の広告・PR活動強化などを行います。
ブロックチェーン技術を活用したNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、これまでデジタルデータが抱えていた課題を解決するものとして高い注目を集めています。
テキスト・画像・動画・音楽などのデジタルデータは、複製が容易であり、簡単に違法に流通してしまうという課題を抱えています。
そのためコンテンツ事業者などは、データに不正な流通を防ぐためのプロテクトを施したり、専門のプラットフォーム上を運営し、そこでデジタルデータの利用の権利をユーザーに販売するといった形をとっています。
しかしどちらにせよこの海賊版対策はコストがかかるものです。また、不正な流通を完全に防ぐことができるものではありません。
このようなデジタルデータの特性から、個人のクリエイター(イラストレーターなど)は、自身のデジタル作品をそのまま販売するということに課題を抱えています。
しかしNFTは、デジタルデータの真正性や所有権を確認するための証明書のようなものを記録することで、デジタルデータにモノとしての価値を担保し、上記のようなデジタルデータの流通の課題を解決します。
このNFTを利用したNFTアートは、市場として成長しており、さまざまなデジタルアートが取引されるようになっています。
一方、このNFTアートは、現実の絵画などと異なり、自身の部屋で飾ったりすることができません。使い道としてはSNSのアイコンに利用したりなど、インターネット上での限られた用途しかなく、さらなる利用先の拡大が重要なテーマとなっています。
Raptorsはこのような背景のもと、アートブランド「GASHO2.0」を手がけ、デジタルコンテンツをもととしたフィジカルアート制作などを通じ、アート×テクノロジーにより新たなアートの体験を創造しています。
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