注目のスタートアップ

メタバース領域における法律相談AIサービス「ロボット弁護士」などを手がける「Robot Consulting」が資金調達

company

2024年4月2日、株式会社Robot Consultingは、資金調達を実施したことを発表しました。

これにより、累計調達額は10億7,110万円となりました。

Robot Consultingは、メタバースの法律について相談できるAIサービス「ロボット弁護士」や、給与計算・勤怠管理・補助金や助成金申請などをサポートする「労務ロボ」、弁護士業務や個人相談を効率化するAIサービス「弁護ロボ」などを展開しています。

ナスダック市場への上場を目指して準備を進めています。

また、元大阪知事で弁護士の橋下徹氏が代表を務める弁護士法人橋下綜合法律事務所との共同事業も予定しています。


社会的な活動を行う場合、何らかのトラブルに見舞われることがあります。

当事者間で解決できるトラブルであればそう大きな問題にはなりませんが、法的な解決が求められる場合、どのような対処が適切なのか、多くの人は判断することが難しいでしょう。

とくに企業や個人事業主などは、法律が関わるトラブルに遭遇した場合、大きな損失が発生してしまう可能性があります。

そのため大企業であれば顧問弁護士と契約したり、弁護士などの専門家を雇用したりすることで法務体制を整備しています。

しかし個人事業主・スタートアップ・中小企業はコストの問題から弁護士などの専門家を活用することが難しく、トラブルの解決において不利な立場に追いやられてしまうことがあります。

近年はこうした課題を解決するため、法的サービスをより幅広いユーザーが活用できるようにするスタートアップが登場しています。

Robot Consultingはその中でも、まだ法が定まっていなかったり、法律の解釈が定まっていなかったりと、法的に混沌の状態にあるメタバースにおいて法律相談ができるAIサービス「ロボット弁護士」を手がけています。

ビジネスにはさまざまな法律が関わってきます。近年はガバナンス・コンプライアンスを重視する時代となってきていますので、スタートアップであってもきちんと法律を把握し対策することが肝心です。「冊子版創業手帳」では、創業期における気をつけておくべき法律について詳しく解説しています。また、無料で弁護士などの専門家も紹介していますので、ぜひご活用ください。

また、強固な企業体制を構築するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIサービス BtoB Robot Consulting サポート ナスダック メタバース リーガルテック ロボット弁護士 助成金 労務ロボ 効率化 勤怠管理 弁護ロボ 弁護士 株式会社 法律 法律事務所 申請 相談 給与計算 補助金 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生成AIを活用した法務サービスを提供する「Legal Agent」が5000万円調達
2025年1月9日、Legal Agent株式会社は、5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Legal Agentは、法務部員の深刻な人材不足や、弁護士側の膨大な業務量と非効率性の課題…
契約書自動作成・弁護士相談プラットフォーム「クラウドリーガル」を開発・提供する「a23s」が7,000万円調達
2023年8月10日、a23s株式会社は、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 a23sは、契約書自動作成・弁護士相談サービスを含むバーチャル法律事務所プラットフォーム「クラウ…
廃棄素材を使用したクラフトジンを生産する「エシカル・スピリッツ」がコーヒー事業に参入 コーヒー豆の出涸らしを原料としたクラフトジンなど提供へ
2021年11月10日、エシカル・スピリッツ株式会社は、新たにコーヒー事業に参入することを発表しました。 エシカル・スピリッツは、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所の運営を行っていま…
ローカル・コミュニティやコワーキング・スペース運営の「ATOMica」が1.8億円調達
2020年3月26日、株式会社ATOMicaは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 株式会社ビットキーと株式会社ディーサイングループのジョイント・ベンチャーとして2019…
「みらい創造機構」が大企業人材向け起業準備プログラムLEAPの提供を開始
株式会社みらい創造機構は、大企業人材向け起業準備プログラムLEAPの提供を開始することを発表しました。 「LEAP」プログラムは、大企業に集中している人材向けに、新規事業開発の環境を提供するものです。…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集