注目のスタートアップ

LINE公式アカウントを活用したECショップ作成サービス「Atouch」を手がける「IRISデータラボ」が1.1億円調達

company

2024年4月1日、IRISデータラボ株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

IRISデータラボは、ネットショップ作成サービス「Atouch(アタッチ)」を開発・提供しています。

LINE公式アカウントを利用したオリジナルECショップの開設と、その運営を実現するサービスです。

商品管理、販売、販売管理、プロモーション、コミュニケーションなど、ECショップ運営に必要な機能を提供しています。

また、自動応答やチャットボットを活用したコミュニケーション機能により、顧客とのスムーズな対話とそれに伴う顧客満足度の向上を実現しています。


経済産業省の「令和4年度電子商取引に関する市場調査」によると、2022年の物販系BtoC-EC市場規模は、13兆9,997億円(前年比5.37%増)に拡大しています。また、すべての商取引におけるオンラインショッピングの割合であるEC化率も9.13%(前年比0.35ポイント増)であり、EC市場が着実に成長していることがわかります。

ECは、スモールビジネスにとって重要な販路であり、全国や世界にリーチできる可能性があります。また、実店舗を持たなくてもコストをかけずにビジネス展開が可能であるという利点もあります。

しかしECには、ファン化・集客・接客・価格競争などの課題も存在します。とくに、プラットフォーマーが提供するECサイト上に出店・出品する形であるモール型ECは参入が容易であるものの、他店との価格競争や自社の特色を出しにくいといった問題があります。

このような状況下で注目されているのが、自社ECショップとその構築・運営を支援するサービスです。

IRISデータラボは、国内最大級のSNSであるLINEを活用したEC作成サービス「Atouch」を提供しています。

LINEは多数のユーザーを抱え、その属性に偏りが少ないため、広範なユーザーにリーチするのに最適なプラットフォームです。また、ユーザーがUIに慣れていることも、顧客体験に有利な要素となります。

ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、ビジネスの成長段階においては資金調達が重要となります。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Atouch BtoB EC ECサイト IRISデータラボ LINE公式アカウント アタッチ サービス ショップ ネットショップ ネット通販 作成 株式会社 資金調達 開設
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IT運用サービスなど展開の「アイクラフト」が与信管理業務のアウトソーシングサービスなど展開の「リスクモンスター」と資本業務提携
2022年6月20日、アイクラフト株式会社は、リスクモンスター株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アイクラフトは、情報システム業務をまるごとアウトソーシングできる「iSTAFF…
モバイルゲーム「Link!Like!ラブライブ!」を手がける「オッドナンバー」が12億円調達
2023年6月30日、株式会社オッドナンバーは、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、4億円の追加資金調達を予定していることも発表しています。 オッドナンバーは、オリジナルIP・…
「Swish」が1.2億円調達 オフィス空間づくりの見積時間を効率化する「Swish」β版の提供を開始
2023年4月13日、株式会社Swishは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、営業担当者・積算担当者・デザイナーの見積業務効率化を実現する「Swish」β版の提供を…
DXパートナーの「ROUTE06」が15億円調達
2022年6月30日、株式会社ROUTE06は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ROUTE06は、大手企業のデジタル事業の立ち上げやグロース支援を行っています。 今回の資金は、商…
ワーク・シェアリング・サービス運営の「タイミー」と近鉄グループの総合人材サービス提供の「Kサポート」が業務提携
2020年10月26日、株式会社タイミーは、株式会社Kサポートと業務提携契約を締結したことを発表しました。 タイミーは、空いた時間に働きたい人と、すぐに人手が欲しい店舗・企業をつなぐワーク・シェアリン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集