注目のスタートアップ

日本円ステーブルコインを取り扱う「JPYC」が資金調達

company

2024年3月25日、JPYC株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、パーソルベンチャーパートナーズ合同会社です。

JPYCは、日本円ステーブルコイン「JPYC」を開発・運営しています。

「JPYC」は、現在、第三者型前払式支払手段として発行されています。

2023年6月に施行された改正資金決済法にもとづき、資金移動業・電子決済手段等取引業のライセンス取得を目指しています。

今回の資金は、自己資本の増強、内部体制の強化、サービスの企画・開発・運営を担う人材の採用に充当する予定です。


ブロックチェーン技術をコア技術とした暗号資産は、手数料が安い、スピーディな国際送金を実現できる、法定通貨よりも経済情勢の影響を受けにくい、金融機関を介す必要がないといったメリットから、次世代の通貨としての普及が期待されていました。

しかしながら現在の暗号資産は主にマイニングや投資の対象となっています。その背景には、価格の大幅な変動(高いボラティリティ)があることが挙げられます。

また、現状は物品やサービスに変換するには、手数料を支払い、日本円に一度換金する必要があります。そのため、日常的な決済手段としての利用には課題があります。

この課題を解決するために登場したのが、価格変動が少ないステーブルコインです。

ステーブルコインは価格を安定させるための仕組みとして、法定通貨を担保とする「法定通貨担保型」、供給量を常に調節する「無担保型(アルゴリズム型)」、メジャーな仮想通貨を担保とする「仮想通貨担保型」など、複数の種類があります。

「JPYC」は円を担保とする「法定通貨担保型」を採用しています。以前は発行者が運営する店舗やECサイトのみで利用できる自家型前払式支払手段でしたが、現在は資金決済法に準拠し、第三者型前払式支払手段として発行されています。これは、発行者以外の第三者(加盟店)でも利用が可能なプリペイド式の支払手段です。

そしてより利便性の高いステーブルコインとするために、自己資本増強や内部体制強化を図り、資金移動業や電子決済手段等取引業のライセンス取得を目指しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Web3 ステーブルコイン ブロックチェーン 仮想通貨 暗号資産 株式会社 決済 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業の6ステップを時系列で解説!初心者でも迷わない準備・手続きの進め方ロードマップ
【2026年最新】起業・開業の味方!補助金・助成金おすすめ15選|税理士・社労士・行政書士監修
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「日本テレビ放送網」が乃木坂46・日向坂46・JO1らアーティストのゲームアプリの企画・運営を手がける「10ANTZ」に出資
2023年5月19日、日本テレビ放送網株式会社は、株式会社10ANTZへの出資を決定したことを発表しました。 10ANTZは、乃木坂46や、日向坂46、JO1などのアーティストの魅力を最大化するゲーム…
建設現場の施工管理業の効率化・自動化を実現する「zenshot」を提供する「Zen Intelligence」が15億円調達
2025年9月25日、Zen Intelligence株式会社は、総額15億円の資金調達を発表しました。 Zen Intelligenceは、建設AIプロダクト「zenshot」を開発・提供しています…
ワークスタイルプラットフォームを開発・提供する「Acall」が13億円調達
2023年8月1日、Acall株式会社は、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Acallは、ワークスタイルプラットフォーム「Acall(アコール)」(旧:WorkstyleOS(ワー…
空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供する「matsuri technologies」が13.4億円調達
2024年6月13日、matsuri technologies株式会社は、総額13億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 matsuri technologiesは、ソフトウェアを主…
エンタメ分野に特化したコンテンツファイナンス事業を展開する「クエストリー」が2.6億円調達
2025年6月20日、株式会社クエストリーは、総額2億6000万円の資金調達を発表しました。 クエストリーは、エンタメ分野に特化したコンテンツファイナンス事業を展開しています。具体的には、アニメやゲー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳