「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」補助金

subsidy

総務省は、「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」対象事業の公募について発表しました。

高齢者・障害者のための通信・放送役務の高度化に資するICT機器・サービスに関するもの、またはこれまでに実施されていない先進的な高齢者・障害者のための通信・放送役務に関するものの研究開発を行う民間企業等に対して、その研究開発資金の一部を補助します。

公募期間

2024年2月1日(木)14:00~2024年3月29日(金)17:00


「情報通信白書令和4年版」によると、2021年のインターネット利用率(個人)は82.9%となっています。

また、メディアの平均利用時間については、10代から40代まではテレビよりもインターネット利用の平均時間が長くなっています。一方で、テレビ視聴は年代が上がるにつれて平均利用時間が長くなっており、50代と60代ではインターネットの平均利用時間を上回っています。とくに60代ではインターネットよりもテレビが圧倒的に利用されていることがわかります。

近年、情報通信技術は急速に発展しており、消費者向けサービスの充実だけでなく、行政サービスの提供も広く進められています。

こうしたデジタルサービスはデジタルデバイスさえあれば自宅からアクセスできるという利便性があり、とくに身体の衰えや怪我・病気などで外出が難しい高齢者にとってメリットが高いと考えられています。

一方で、前述のように年代が高くなるにつれてインターネット平均利用時間が短くなっていることを考えると、高齢者層ではデジタルサービスにアクセスできる環境が整っていないということがわかります。

このデジタルデバイスを利用できる人と利用できない人の間に生じる情報格差のことをデジタル・ディバイドと呼びます。

「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」は、高齢者・障害者のデジタル・ディバイドを解消するための研究開発を支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ ICT デジタル デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発 情報通信技術 研究開発 総務省 補助金 障害者 高齢者
詳細はこちら

高齢者・障害者向けの新たなICT機器等の研究開発に対する補助金 「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」対象事業の公募

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)」
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は、「65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)」について発表しました。 65歳以上への定年引上げ等の取り組みを実施した事業主に対して助…
【東京都】「働くパパママ育業応援奨励金」(働くママコースNEXT)(働くパパコース)
公益財団法人東京しごと財団は、「働くパパママ育業応援奨励金」の公募について発表しました。 働くママコースNEXT 女性従業員に合計1年以上の育業させ、就業継続しやすい職場環境を整備した都内中小企業等を…
「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業)」補助金
一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構は、令和5年度 情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業…
株式会社ユーリア 水野将吾|2分で分かる栄養過不足尿検査の事業開発が注目の企業
栄養過不足尿検査の事業開発で注目なのが、水野将吾さんが2021年4月に創業した株式会社ユーリアです。 現代の日本は食べ物にあふれており、むしろ廃棄処分問題さえ発生するほど『飽食』の時代です。 にも拘わ…
涙液を用いたがん検査手法の実用化を目指す「TearExo」が資金調達
2025年5月14日、株式会社TearExoは、資金調達を発表しました。 引受先は、綜研化学株式会社です。 TearExoは、涙液を用いたがん検査手法「TearExo法」の実用化に向けた研究開発を行っ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集