【石川県】被災者支援、復旧・復興のため「企業版ふるさと納税」の寄附受付を開始

tips

石川県は被災者支援や復旧・復興を目的とした「企業版ふるさと納税」の寄附受付を開始したことを発表しました。

令和6年1月に発生した令和6年能登半島地震により、石川県では能登半島を中心に甚大な被害が生じています。

被災者支援や復旧・復興には数多くの支援が必要となります。その一環として「企業版ふるさと納税」の寄附受付を開始しました。

寄附金は、被災者支援や復旧・復興に活用されます。

注意事項

・1回あたり10万円以上の寄附が対象となります。
・寄附の見返りとして補助金を受け取るなど、経済的な利益を受け取ることは禁止されています。
・本社が石川県内に所在する企業様の寄附については、本制度の対象となりません。この場合の本社とは、地方税法における「主たる事務所または事業所」を指します。


企業版ふるさと納税は、企業が地域再生法の認定地方公共団体が実施する「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」に寄附を行った場合、税制上の優遇措置を受けられる仕組みです。正式名称は地方創生応援税制です。

この優遇措置では、「損金算入による軽減効果(寄附金額の約3割)」のほか、法人関係税から寄附金額の6割がさらに税額控除されます。つまり寄附する企業は最大で寄附額の約9割の控除を受けられます。

今回石川県は、令和6年能登半島地震における被災者支援・復興のために企業版ふるさと納税の寄附受付を開始しました。

これまでも、令和4年台風15号によって被害を受けた静岡県など、復興などに向けた企業版ふるさと納税の寄附募集を行った事例があります。

税制の活用の際などには税理士などと相談し、その効果を最大化することが重要です。創業手帳は無料で専門家の紹介を行っているため、税理士を必要とする企業はこちらを活用できます。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

さらに、「資金調達手帳」も無料でお送りしております。ぜひご活用ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ 令和6年能登半島地震 企業版ふるさと納税 寄付 寄附 支援 石川県 税制
詳細はこちら

令和6年能登半島地震 被災者支援、復旧・復興のための企業版ふるさと納税を受け付けています

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生成AIに関するコンサルティングからシステム開発までを一気通貫で提供する「GenerativeX」が1.2億円調達
2024年4月3日、株式会社GenerativeXは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 GenerativeXは、生成AIに関するコンサルティングからシステム開発までを一…
「特定求職者雇用開発助成金(中高年層安定雇用支援コース) 」
「特定求職者雇用開発助成金(中高年層安定雇用支援コース)」のご案内です。 いわゆる就職氷河期を含む中高年層のうち正規雇用の機会を逃したこと等により、十分なキャリア形成がなされず、正規雇用に就くことが困…
「商店街にぎわい創出事業」(3次公募)令和6年能登半島地震被災商店街のにぎわい創出を支援
中小企業庁は、令和5年度予備費 被災商店街等再建支援事業「商店街にぎわい創出事業」の3次公募について発表しました。 令和6年能登半島地震により影響を受けた地域のうち石川県、富山県、新潟県、福井県の県内…
MRコンテンツの内製化を支援する「DataMesh Director」を展開する「DataMesh」が資金調達
2022年8月5日、DataMesh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 DataMeshは、MR技術の業務への導入に際し、実装の内製化を支援するサービス「DataMesh Direct…
「Tokyo ものづくり Movement-未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト2024-」
「Tokyo ものづくり Movement-未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト2024-」のご案内です。 このプログラムは、アイデアはあるものの、製品化・事業化のためのノウハウや資金に課題のある…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集