創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月24日抹茶マシンと茶葉を届ける抹茶ブランド「CUZEN MATCHA(空禅抹茶)」を展開する「World Matcha」が7億円調達
2024年1月23日、World Matcha株式会社は、米国親会社であるWorld Matcha Inc.が、500万米ドル(約7億円)の資金調達を完了したことを発表しました。
World Matchaは、茶葉の状態である抹茶(碾茶)を誰でも簡単においしく飲むことができる抹茶マシンを開発し、その抹茶マシンと碾茶を届ける個人向けサービス「CUZEN MATCHA(空禅抹茶)」を展開しています。
2020年10月に、米国カリフォルニアで事業を開始し、日本市場には2021年7月に進出しています。
現在、業務用抹茶マシンを開発しています。
今回の資金は、業務用抹茶マシン開発・導入の推進、組織づくりなどに充当します
抹茶は栽培した茶葉を乾燥させ、それを粉末にしてそのまま飲むというシンプルな飲料です。そのため、茶葉の品質・製法が食味に直結します。
現在、抹茶は粉末での流通が主流です。粉末の抹茶は劣化が早く、本来の茶葉が持っているポテンシャルを最大限に活かすことができていません。
しかし抹茶を飲むたびに茶葉を挽くというのはほとんどの環境で困難であるため、粉末茶が利用されています。
World Matchaはこの部分に目をつけ、誰でも茶葉を挽き、おいしい抹茶を点てられる抹茶マシンを開発し、健康志向の高まりと日本食がブームとなる米国において、抹茶ブランド「CUZEN MATCHA」を開始し、現在、世界22か国に出荷しています。
また、茶葉は鹿児島県産の100%オーガニックのものを取り扱っており、国産の高品質なお茶づくりを支援しています。
今後は業務用マシンの提供も開始し、飲食店や食泊施設において、本格的な抹茶を提供できる環境を広げていくようです。
企業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CUZEN MATCHA World Matcha お茶 マシン 嗜好品 抹茶 抹茶マシン 株式会社 碾茶 空禅抹茶 米国 資金調達 食品 飲料 飲食 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年12月27日、HIRAKUホールディングス株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HIRAKUホールディングスは、未就学から雇用までをワンストップで支援す…
2022年8月23日、エシカル・スピリッツ株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エシカル・スピリッツは、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営しています…
2022年12月22日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、12月27日付けで総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、芙蓉総合リース株式会社、IMM Investme…
2023年9月21日、アミフィアブル株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、シンプレクス株式会社とINTLOOP株式会社です。 アミフィアブルは、テスト工程自動化アプ…
2023年3月15日、株式会社UniLabsは、ジー・エー・コンサルタンツ株式会社と、業務提携を開始したことを発表しました。 UniLabsは、AI音声解析学習システム「MyLT」や、発話能⼒評価シス…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…