創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月16日「日本スタートアップ大賞2024」募集開始

経済産業省は、「日本スタートアップ大賞2024」の募集を開始したことを発表しました。
「日本スタートアップ大賞」は、次世代のロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度です。
表彰部門
日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞 ※予定)
事業の新規性や革新性、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった事業のビジョンなどに関し、最も評価の高い企業に対して付与します。
日本スタートアップ優秀賞(経済産業大臣賞)
事業の新規性や革新性、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった事業のビジョンなどに関し、次世代のロールモデルとなるような優れた企業に対して付与します。
農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)
農林水産分野におけるイノベーションの創出や農林水産業の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)
大学発スタートアップの定義に合致するものから、大学の研究成果の事業化に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞)
医療・福祉分野におけるイノベーションの創出や医療・福祉分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
国土交通スタートアップ賞(国土交通大臣賞)
国土交通分野におけるイノベーションの創出や国土交通分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)【今年度新設】
情報通信分野におけるイノベーションの創出や情報通信分野の産業の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
審査委員特別賞
上記のほか、事業の新規性や革新性、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった事業のビジョンなどに関し、特に評価の高い項目のある企業に対して付与します。
スケジュール
2024年1月15日(月):募集開始
2024年2月16日(金):募集締切(必着)
2024年3月:審査、受賞者決定
国内の起業率は諸外国と比べると低水準にあり、企業の新陳代謝が活発でないことが大きな課題となっています。
近年はSDGs(持続可能な開発目標)の推進など、社会課題解決やイノベーション創出のために企業の力が求められているため、より一層の起業率の向上が必要です。
「日本スタートアップ大賞」は、インパクトのある新事業を創出した起業家・スタートアップを称えることで、挑戦を称える社会意識を醸成し、ひいては起業家・スタートアップの数を増加させることを目的としています。
前年度の「日本スタートアップ大賞2023」では、内閣総理大臣賞としてニュースアプリを日米で展開するスマートニュース株式会社が選ばれました。
その他の受賞したスタートアップは以下の通りです。
・グローバル賞(経済産業大臣賞):五常・アンド・カンパニー株式会社(途上国におけるマイクロファイナンス事業)
・ダイバーシティ賞(経済産業大臣賞):株式会社ミツモア(見積もり比較・受発注サービス)
・農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞):株式会社ビビッドガーデン(産直EC「食べチョク」)
・大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞):マイクロ波化学株式会社(ものづくりのカーボンニュートラルを実現する技術プラットフォーム)
・医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞):株式会社ミライロ(障害者のエコシステム構築)
・国土交通スタートアップ賞(国土交通大臣賞):株式会社アンドパッド(建設業界のDXをトータル支援)
・審査委員会特別賞:株式会社ispace(月面資源開発)
・審査委員会特別賞:株式会社CureApp(治療アプリ開発)
・審査委員会特別賞:株式会社坪田ラボ(バイオレットライト仮説に基づく近視予防法の確立)
創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。
また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、「資金調達手帳」も無料で送付しております。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | コンテスト ビジネスコンテスト 日本スタートアップ大賞 日本スタートアップ大賞2024 表彰 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「NIKKEI THE PITCH SOCIAL」のご案内です。 ソーシャルビジネスを事業展開あるいは起業検討している団体・個人・学生を対象にしたコンテストです。事業・アイデアの磨き込みを経て、最終審…
日刊工業新聞社は優れた中堅・中小企業経営者を表彰する「優秀経営者顕彰」を実施しています。 第41回の受賞者を決定したことを発表しました。 今回は、最優秀経営者賞に日東光器(東京都千代田区)の山田陽一郎…
『東京北区を創業であふれるまちに』をスローガンに、東京都北区主催で「第4回北区ビジネスプランコンテスト」が開催されます。 本事業は、平成30年度から創業や新たな事業展開を検討している意欲のある起業家や…
2024年7月10日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「第24回Japan Venture Awards」の開催を発表し、応募受付を開始しました。 「Japan Venture Awards(JV…
「第37回 中小企業優秀新技術・新製品賞」の募集のご案内です。 公益財団法人りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社は、中小企業の技術を振興し、国内産業の発展に寄与することを目的に、「中小企業優秀新技術…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…