【経済産業省】令和6年能登半島地震に関する被災中小企業・小規模事業者向けの資金繰り支援について

tips

2024年1月4日、経済産業省は、新潟県・富山県・石川県・福井県の35市11町1村に災害救助法が適用されたことを踏まえ、資金繰り支援を行うことを発表しました。

特別相談窓口の設置

新潟県・富山県・石川県・福井県の日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会に特別相談窓口を設置しました。

災害復旧貸付の実施

今般の地震により被害を受けた中小企業・小規模事業者を対象に、新潟県・富山県・石川県・福井県の日本政策金融公庫・商工組合中央金庫が運転資金または設備資金を融資する災害復旧貸付を実施します。

セーフティネット保証4号の適用

災害救助法が適用された新潟県・富山県・石川県・福井県の各市町村において、今般の地震の影響により売上高等が減少している中小企業・小規模事業者を対象に、信用保証協会が一般保証とは別枠の限度額で融資額100%を保証するセーフティネット保証4号を適用します。

近日中に公示される予定です。また、信用保証協会においてセーフティネット保証4号の事前相談を開始します。


2024年1月1日16時10分、石川県能登半島近くで地震が発生しました。

最大震度7が観測されたこの地震や津波により甚大な被害がもたらされています。

経済産業省は、令和6年能登半島地震によって被災した中小企業・小規模事業者の資金繰りに関して、1月3日付で政府系金融機関などにコロナ融資などの条件変更など、企業ごとの実情に応じた柔軟な対応に努めるよう要請しています。

さらに災害救助法が適用されたことを踏まえ、公的な資金繰り支援を行うことを発表しました。

災害復旧貸付では、復旧に必要な資金を通常の融資とは別枠で1億5,000万円を上限に貸し付けます。

特別措置「セーフティネット保証4号」では、金融機関から復旧資金の融資を受ける際に2億8,000万円を限度に返済を100%保証します。

また、これら支援を利用したい場合や、新たな融資や返済の延期などに関する相談を受け付ける特別相談窓口が、被災地域の日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会に設置されています。

シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資申請をスムーズに行うためのノウハウや注意点を解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ セーフティネット保証4号 中小企業 令和6年能登半島地震 地震 災害 資金繰り 資金繰り支援
詳細はこちら

令和6年能登半島地震に関して被災中小企業・小規模事業者向けの資金繰り支援を行います

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「KANSAI DX AWARD 2024」 DX推進に取り組む関西企業を表彰(7/19締切)
2024年5月7日、近畿経産局は「KANSAI DX AWARD 2024」の開催を発表しました。 DX推進に先進的に取り組む関西企業を表彰するイベントです。 総合的に最も評価の高い企業に対してグラン…
【東京都】「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」助成金
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」について発表しました。 国内外の新たな販路開拓を目指す都内中小企業者等の、国内外の市場ニーズに適合させるために行う自社で開…
令和6年度補正「IT導⼊補助⾦2025」概要が発表
中小企業庁は、令和6年度補正「IT導⼊補助⾦2025」の概要を発表しました。 「IT導⼊補助⾦」は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的に、デジタル化・DXなどに向けたITツール(ソフトウ…
「中小企業新事業進出補助金」(第1回公募締切:7/10)
「中小企業新事業進出補助金」のご案内です。 既存の事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出にかかる設備投資等を支援する補助金です。 対象者 企業の成長・拡大に向けた新規事業への挑戦を行う中小企業…
【1/31締切】令和6年度「業務改善助成金」
令和6年度「業務改善助成金」のご案内です。 事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集