注目のスタートアップ

『Fortnite』に特化したメタバースゲームメーカー「NEIGHBOR」が2.3億円調達

company

2023年11月16日、株式会社NEIGHBORは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

NEIGHBORは、バトルロイヤルTPSゲーム『Fortnite(フォートナイト)』のクリエイティブ機能を利用し、都市のメタバース化やオリジナルゲームの開発を手がけています。

2023年6月にオリジナルキャラクター「ロケットニンジャ」シリーズをリリースしました。このシリーズは累計300万人のプレイ回数を突破しています。

今回の資金は、コンテンツ開発、マーケティング、人材採用に充当します。


メタバース(Metaverse)は、通常のバーチャル空間よりも広大で自由度が高い、インターネット上に構築された仮想空間を指します。

すでにメタバースはビジネスの領域で利用されており、大規模な商談会やライブエンターテイメントなどが成功例として挙げられます。

エンターテインメント分野でも多くのメタバースが誕生し、そこから派生したアバターの売買やカスタマイズなど、メタバース固有の文化や経済圏が形成されています。

その中で、Epic Games社が開発・運営するオンラインバトルロイヤルTPSゲーム『Fortnite』は、単なるTPSゲームにとどまらず、ゲーム内で音楽ライブなどのイベントを開催するなど、仮想空間の活用やメタバースとしての拡張を積極的に目指しています。

また『Fortnite』では、ユーザーが独自のコースや建物を作ることができるクリエイティブモードが実装されており、ユーザーが制作した様々なクリエイティブマップが公開されています。

もともと人気のあるゲームであり、ユーザー総数は3.5億人以上で、月間アクティブユーザー数はピーク時には6,200万人という世界でも有数の仮想空間であり、メタバースとしてのポテンシャルが高く評価されています。

NEIGHBORは、このクリエイティブモードを活用して、メタバースゲームコンテンツや遊べるプロモーションコンテンツの制作などを手がけています。

株式会社NEIGHBORのコメント

このニュースを受けまして、株式会社NEIGHBOR 代表取締役 川本龍(ノトフ)氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

すべて新コンテンツ制作とマーケティング費用に使います。それらに付随する採用にも使います。年間数百本のコンテンツをリリースしていく体制を作っているところです!

・今後の展望を教えてください。

フォートナイト発の圧倒的な人気コンテンツを生み出すことです。弊社のオリジナルキャラクター「ロケットニンジャ」が世界中のゲームプレイヤーに愛されることを目指しています。

・読者へのメッセージをお願いします。

日本の作るゲームが世界No.1だ!と世界中の人に思ってもらうためにも、NEIGHBORはフォートナイトの中を制圧します!おうえんしてください!

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 3D BtoB Fortnite NEIGHBOR エンターテインメント クリエイティブ ゲーム スタジオ フォートナイト メタバース 仮想空間 制作 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

大学生専用匿名相談アプリ「キャンパスボード」がリリース
2019年12月12日、株式会社Samurai Swordは、「キャンパスボード」を2019年12月9日にリリースしたことを発表しました。 「キャンパスボード」は、大学生専用の匿名相談アプリです。 相…
小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」 「新明和工業」からの出資が決定
2022年8月10日、WOTA株式会社は、新明和工業株式会社から出資を受けることを決定したことを発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA BOX」・水循環型手洗いスタンド「WOS…
分散型コンピューティングパワー(計算力)を提供する「モルゲンロット」が「鹿島建設」と資本業務提携
2022年6月9日、モルゲンロット株式会社は、鹿島建設株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モルゲンロットは、分散処理コア技術「Excalibur」を中核としたソフトウェア開発力…
定額制美容皮膚科「HADA LOUNGE クリニック」のプロデュース事業などを展開する「Neautech」が6億円調達
2022年5月23日、株式会社Neautechは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Neautechは、定額制美容皮膚科「HADA LOUNGE クリニック」のプロデュース事業や、…
「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを行う「ボルテックス」が東和銀行「サステナビリティ・リンク・ローン」により25億円調達
2023年5月30日、株式会社ボルテックスは、株式会社東和銀行が提供する「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」により、25億円(期間10年、無担保・無保証人)の資金調達を実施しました。 ボルテ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集