注目のスタートアップ

宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム「AirXpress」を展開する「SpaciaNet Japan」が1億円調達

company

2023年11月6日、株式会社SpaciaNet Japanは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

SpaciaNet Japanは、宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム「AirXpress」を展開しています。

多言語オペレーターによる24時間・365日のきめ細やかなコミュニケーションサービスを提供するほか、予約管理システムを中心に清掃スケジュールなどの情報を集約して管理し、総合的なサポートでオペレーション業務を効率化します。

今回の資金は、営業・マーケティングの強化、システム開発の強化、新規事業への投資に充当します。


日本は観光業の成長のためにさまざまな取り組みを実施してきました。とくにインバウンド需要の獲得は重要なテーマです。

2019年には訪日観光客数が過去最多の3,188万人を記録しており、コロナ禍を経て経済が回復に向かう現在、さらなる成長が期待されています。

こうした訪日観光客をさらに獲得するにはサービスの質の向上が重要です。

ホテルや旅館などの宿泊施設はホスピタリティが重要ですが、ホスピタリティを発揮するには宿泊客と密にコミュニケーションを交わすことが重要です。

しかし訪日観光客は多様な言語を利用しており、日本語を理解できないことも多いことから、言葉の壁が原因でコミュニケーションに課題が生じることが多々あります。

したがって宿泊施設では多言語対応が重要な課題のひとつとして認識されています。

SpaciaNet Japanは、多言語オペレーションを軸に宿泊施設の効率化・省人化を実現するサービスを展開し、宿泊施設の運営をサポートしています。

今後は関西圏を中心にオフラインサービスに注力し、有人ホテルの省人化を実現できるサービスへと成長させていく計画です。

さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期はコストの問題から多くのシステムを導入できないかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することで相当の負担を軽減することが可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB オペレーション コミュニケーション スケジュール ホテル 効率化 多言語 宿泊施設 宿泊業 情報 株式会社 清掃 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「みらい創造機構」が大企業人材向け起業準備プログラムLEAPの提供を開始
株式会社みらい創造機構は、大企業人材向け起業準備プログラムLEAPの提供を開始することを発表しました。 「LEAP」プログラムは、大企業に集中している人材向けに、新規事業開発の環境を提供するものです。…
総合PR会社「ベクトル」が自由視点映像の生成・配信サービスを展開する「MasterVisions」を連結子会社化
2022年11月10日、株式会社ベクトルは、MasterVisions株式会社が実施する第三者割当増資を引き受けることにより連結子会社化することを決定し、資本提携契約を締結したことを発表しました。 M…
株式会社nafuda 山根裕輔|安心電話アプリの事業展開が注目の企業
安心電話アプリの事業展開で注目なのが、山根裕輔さんが2021年5月に創業した株式会社nafudaです。 インターネットが普及し、各自が1~2台の携帯電話やスマートフォンを持つようになり、社会のスマート…
東レ発の先端技術搭載ファッションプロダクトを開発する「MOONRAKERS TECHNOLOGIES」が1億円調達
2024年1月24日、MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOONRAKERS TECHNOLOGIESは、東レの出向起業制度…
「i-nest capital」のエンターテインメント&ライフスタイル領域を支援する第1号ファンドが総額73億円で組成完了
2020年12月4日、i-nest capital株式会社は、運営・管理する「i-nest1号投資事業有限責任組合」が運用総額73億円でファンドの組成を完了したことを発表しました。 「i-nest1号…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集