注目のスタートアップ

次世代蓄電池向け高性能触媒製品を開発する「AZUL Energy」が3.35億円調達

company

2023年10月25日、AZUL Energy株式会社は、総額3億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代蓄電池向け高性能触媒製品を開発する東北大学発スタートアップです。

独自に開発したレアメタルフリーの高性能触媒「AZUL触媒」の事業化を進めています。

「AZUL触媒」は、燃料電池や金属空気電池の空気極における酸素還元反応において高い触媒活性を有しています。さらに、従来の製造プロセスで量産が可能という特徴もあります。

今回の資金は、「AZUL触媒」を組み込んだ電極シートの量産化などに充当します。


現在、多くの電子機器では、充電することで繰り返し使用が可能な蓄電池(二次電池)が利用されています。

なかでもリチウムイオン電池は、電子機器や電気自動車(EV)など、さまざまな機械・分野で利用されています。

他の実用化されている蓄電池と比べた際のメリットは、高いエネルギー密度を持っており電池の小型化が可能であること、寿命が長いこと、廃棄の際の環境負荷が低いことなどが挙げられます。

一方、既存のリチウムイオン電池は、過充電・過放電・高温環境などの条件下で発火や爆発のリスクがあること、リチウムといった希少な資源を利用していること、充電に時間がかかることなどの課題を抱えています。

再生可能エネルギーの普及やEVの普及によって蓄電池はさらにニーズが高まっていきます。

こうしたなか、レアメタルに頼らず、発火などのリスクのない安全な蓄電池がさらに求められるようになっています。

プロダクトの開発や事業の成長には豊富な資金が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB バッテリー 大学発スタートアップ 株式会社 触媒 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2026年最新】起業・開業の味方!補助金・助成金おすすめ15選|税理士・社労士・行政書士監修
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ナノファイバーQED(量子電気力学)共振器による量子コンピューターの実現を目指す「Nanofiber Quantum Technologies」が2億円調達
2022年8月29日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社は、株式会社Nanofiber Quantum Technologiesに2億円の投資を行ったことを発表しました。 Nanofiber Quantu…
「マネーフォワード」と「ジャフコ」が共同でスタートアップ企業支援プログラムを開始
2020年12月4日、株式会社マネーフォワードは、ジャフコ グループ株式会社と共同で、「スタートアップ企業支援プログラム」を開始することを発表しました。 第1弾として、ジャフコの投資先企業に対し、「マ…
経口のがん治療ワクチンなどを開発する「イムノロック」が4,550万円調達
2024年4月26日、株式会社イムノロックは、4,550万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社です。 イムノロックは、神戸大学発のベンチャー企業と…
ノーコード/ローコードを活用したソフトウェアの企画・開発などを手がける「アルパカ」が資金調達
2025年3月28日、株式会社アルパカは、資金調達を発表しました。 アルパカは、ノーコード/ローコードを活用したソフトウェアの企画・開発、生成AIを活用した業務効率化サポート事業を展開しています。 ノ…
3Dアイテムに特化したNFTマーケットプレイス「MetaMart」などを展開する「Suishow」が「ピアズ」と業務提携
2022年7月27日、Suishow株式会社は、株式会社ピアズと、業務提携契約を締結したことを発表しました。 Suishowは、メタバースとブロックチェーンによる新しい価値の創出を目指す、東京大学・早…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳