注目のスタートアップ

組織のデジタル技術活用を支援するコンサルティング企業「オートノマス」が5,900万円調達

company

2023年10月17日、株式会社オートノマスは、総額5,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。

オートノマスは、組織のデジタル技術活用を支援するコンサルティング企業です。

生産活動における業務オペレーションの設計・構築や、ITツールの導入支援などの事業を展開しています。

今回の資金調達により、製造現場における自動化の検討をバーチャルコミッショニングにより支援するエンジニアリング事業を拡大します。

今回の資金は、IT・工場自動化(FA)技術者の採用加速、バーチャルコミッショニングサービスを提供するためのツール環境整備などに充当します。


近年、あらゆる業種・業界でデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められています。

製造業もそれは同様ですが、製造業は本質的なデジタル化・DXにあたって莫大な投資が必要となるケースが多く、デジタル化が遅れているという課題を抱えています。

製造業において大きく生産性を向上させる取り組みに、工場の自動化、つまりファクトリーオートメーション(FA)があります。

FAは、製造業における受注・設計・製造・検査・出荷にわたるすべての工程を自動化する取り組みです。

一方、工場は非常に複雑な工程から成り立っており、総合的な自動化を実現するには、綿密な計画が必要です。

もし自動化がある程度進められたところでエラーが生じてしまい、そのエラーの原因が初期段階にあったとした場合、手戻りによる損失が多く発生してしまいます。

したがって、FAなどを進める際には、自動化設備の導入計画を高度化・効率化するための仕組みが重要です。

バーチャルコミッショニングは、実機を立ち上げる前にシミュレーションを行うことで、計画が正しいか、エラーがあればその原因はどれか、といったことを特定し、立ち上げの短期化、手戻りの低減を実現する手法です。

デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、大規模なシステム整備には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX ITツール エンジニアリング オートノマス コンサルティング デジタルツイン デジタル化 デジタル技術 バーチャル バーチャルコミッショニング ファクトリーオートメーション ものづくり 導入支援 株式会社 製造業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中国向け越境進出支援事業などを手がける「xxxxnese」が1.4億円調達
2024年9月26日、株式会社xxxxneseは、約1億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は3.4億円となりました。 xxxxneseは、中国向け越…
宇宙用レーザー技術を開発する「Orbital Lasers」が9億円調達
2024年12月11日、株式会社Orbital Lasersは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Orbital Lasersは、スカパーJSAT株式会社からのカーブアウトにより、2…
自動野菜収穫ロボット開発の「inaho」が資金調達
2019年8月28日、inaho株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 自動野菜収穫ロボットと、そのロボットを活用したSaaSモデルのサービスを開発しています。 今回の資金は以下の点の強化…
統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供する「SUPER STUDIO」が17億円調達
2025年5月16日、株式会社SUPER STUDIOは、総額約17億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約101億円となります。 SUPER STUDIOは、統合コマース…
Visaプリペイドカード「バンドルカード」提供の「カンム」が手元の資産形成に活用できるクレジットカード「Pool」をリリース」
2022年6月15日、株式会社カンムは、新サービス「Pool」のリリースを発表しました。 「Pool」は、スマートフォンアプリから、年利1%のリターンを期待できる投資と、投資したお金を決済で使えるVi…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集