注目のスタートアップ

数値管理DXソリューション「AutoDate」を提供する「Marsdy」が3.2億円調達

company

2023年10月10日、株式会社Marsdyは、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Marsdyは、数値管理DXソリューション「AutoDate(オートデート)」を提供しています。

単一のツールだけではDXが難しい領域を、ツール横断型の数値管理システムによって解決することを目指しています。

人の手が必要な作業とシステムで自動化されている作業を「AutoDate」が滑らかにつなぐことで、企業ごとに最適なDXを実現します。

たとえば、日々の売上数値や各種KPIのデータ整理・更新の完全自動化、月次の締め作業や請求書発行の自動化、営業活動の進捗管理・パフォーマンス管理の自動化などを実現します。

今回の資金調達により、事業投資や組織体制の強化を行います。


近年、業務効率化や、生産性向上、社会のデジタル化への対応などのため、企業のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。

SaaS(Software as a Service)は、インターネットを介して提供されるソフトウェアサービスです。ブラウザからのアクセスが可能で利便性が高い、オンプレミスのソフトウェアと比べて初期費用や管理・保守にコストがかからないといった特徴があり、近年さまざまな領域でデジタル化のための重要なツールとして導入が進められています。

一方、SaaSは特定の業務やタスクに特化したものがほとんどであり、業務全体のデジタル化や複雑な業務フローのデジタル化を実現することが難しいという課題があります。

この課題を解決するため、現在多くのSaaSはAPIによる連携機能などを拡充している傾向にあります。とはいえこうした連携機能が備わっていたとしても、痒い部分にまで届かないということがよくあり、企業では複数SaaSやデジタルツールを導入する際の環境の構築が課題となっています。

Marsdyは、こうした課題を解決するため、数値管理DXソリューション「AutoDate」を提供しています。デジタルツールの連携だけでは自動化できない部分については、Marsdy側で人の手によってマニュアル処理をすることなどを特徴としています。

大きな組織ではすでに利用しているシステムがあり、それを変更することには大きな労力が伴います。しかし創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、システム整備には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AutoDate BtoB DX iPaaS Marsdy オートデート ソリューション デジタル化 一括 数値管理 株式会社 管理 管理システム 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コーヒースタートアップ「Oriental Coffee Ventures」が4,000万円調達
2023年3月13日、株式会社Oriental Coffee Venturesは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Oriental Coffee Venturesは、クリエ…
中国で育児メディア「Babily」を運営する「Onedot」が10.5億円調達
2020年5月28日、Onedot株式会社は、総額10億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユニ・チャーム株式会社と、BCG Digital Venturesが共同プロジェクトを経…
共創コミュニティプラットフォーム「Tailor Works」を提供する「テイラーワークス」が資金調達
2023年4月18日、株式会社テイラーワークスは、資金調達を実施したことを発表しました。 テイラーワークスは、共創コミュニティプラットフォーム「Tailor Works」を提供しています。 コミュニテ…
フード・ロスを特殊な冷凍技術で解決する「HenoHeno」の運営元が資金調達
2019年10月24日、デイブレイク株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 規格外などの理由で廃棄されていた果物を、特殊な冷凍技術により新食感のフローズン・フルーツにし、オフィスや家庭に届…
家具のサブスクリプションサービスを展開する「ソーシャルインテリア」(旧社名:subsclife)が22億円調達
2022年3月18日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家具・家電のサブスクリプションサービス「サブスクライフ(subsclife)」、家具のオフ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集