【補助金】令和5年度「水産加工・流通構造改善取組支援事業」(2次募集)

subsidy

公益財団法人水産安定供給推進は、令和5年度「水産加工・流通構造改善取組支援事業」の2次募集について発表しました。

漁業者、流通業者、加工業者等、これらの団体(加工業者等)が、漁獲量が減少し入手困難な魚種から漁獲量が豊富な魚種等の新たな魚種に主たる加工原料を転換する取組(魚種転換プロジェクト)、連携して協議会を構成し国産加工原料の確保や新規販路の開拓等の課題に対処する取組(連携プロジェクト)に対して支援します。

魚種転換プロジェクト

転換した新たな国産水産物の供給に取組むため、市場調査・商談等、コンサルティングによる技術の改良等、対象商品のプロモーション等、買取・保管・加工・輸送・販売、加工・集出荷・貯蔵・販売等に必要な機器・資材の導入等を行います。

連携プロジェクト

連携して国産水産物の供給に取組むため、連携体制の構築、市場調査・商談等、コンサルティングによる技術の改良等、対象商品のプロモーション等、買取・保管・加工・輸送・販売等を行います。


近年、海洋環境の変動などの影響により、大幅に漁獲量が減少した魚種があります。

たとえば、スルメイカの漁獲量は2013年に18万トンだったものが、2020年には3万トンと大幅に減少しています。

ほかにも日本でもっとも獲れる白身魚であるスケトウダラは、1972年には全国で約300万トンの水揚げがありましたが、2018年には13万トンを割り込んでいます。

スケトウダラの卵はたらこや明太子の原料となるほか、身はかまぼこやちくわなどの練り物の原料として広く利用されており、日本の食にとって重要な位置を占める魚といえます。

しかし漁獲量の減少によって単価が上がっており、こうした魚種を利用した加工食品も危機に陥っています。

「水産加工・流通構造改善取組支援事業」は、こうした漁獲量が減少した魚種を利用した加工食品において、別の漁獲のある魚種へと転換する取り組みを支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 加工 水産 水産加工・流通構造改善取組支援事業 補助金
詳細はこちら

令和5年度 水産加工・流通構造改善取組支援事業の2次募集を開始しました。

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京】「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第2回)」助成金 11/11締切
2021年10月24日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第2回)」の公募を開始したことを発表しました。 変化・変革に正面から向き合い、先端技術を活用し…
中小企業の生産性向上を支援する「業務改善助成金」 8月から要件緩和・拡充
厚生労働省は「業務改善助成金」について、2021年8月から特例的な要件緩和・拡充を行うと発表しました。 「業務改善助成金」は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場…
「ミラサポplus」 補助金の基礎知識や活用における注意点を解説する「補助金入門 STEP1:補助金の基本知識」を公開
中小企業庁が運営する「ミラサポplus」は、「補助金入門」の公開について発表しました。 「補助金入門」と題し、補助金の正しい知識を広めるための情報を3つのステップで紹介します。 「STEP1:補助金の…
「事業承継・M&A補助金事例紹介」販路縮小・資源減少に挑む水産業者が、補助金と支援で地域ブランド再構築
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「事業承継・M&A補助金」の活用事例として、複数事業者の事例を紹介しています。 販路縮小・資源減少に挑む水産業者が、補助金と支援で地域ブランド再構築 支援機関ととも…
会計データプラットフォームを提供する「Finovo」が1.5億円調達
2025年2月20日、株式会社Finovoは、1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Finovoは、会計データプラットフォーム「Finovo(フィノボ)」を提供しています。 ノーコ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集