注目のスタートアップ

アートメディア「ARTnews JAPAN」を運営する「MAGUS」が「大丸松坂屋百貨店」から資金調達

company

2023年9月20日、株式会社MAGUSは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社大丸松坂屋百貨店です。

MAGUSは、アメリカ発のアートメディア『ARTnews』の日本版である『ARTnews JAPAN』の運営や、企業・団体向けに教育・イベント企画・新規事業の立案などさまざまなアートソリューションを提供する事業を展開しています。

大丸松坂屋は、アートを身近に感じ、所有する楽しさを提供するため、多彩なイベントの開催、スペースの拡充、メディア「ARToVILLA」の運営などを行っています。

MAGUSと大丸松坂屋は、日本社会におけるアートの役割を進化させ、共に協力していきます。


「日本のアート産業に関する市場レポート2022」によると、日本のアート市場は、その経済規模と比べると非常に小さいといわれています。たとえば、世界のアート市場は、約43%が米国、約20%が中国、約17%が英国であるのに対し、日本は「その他」の8%に含まれています。

一方、近年は実業家・起業家が現代アートを購入するといったことがトレンドとなっていたり、地方自治体が町おこし・地域活性化のためにアートを活用するなど、アートへの関心が高まっているという状況にあります。

こうした背景から、近年はアートの領域で事業を展開するスタートアップがいくつも登場しています。

MAGUSは、法人などのアート活用を支援する事業や、メディアの運営により、国内のアート市場活性化に貢献しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ARTnews ARTnews JAPAN BtoB MAGUS アート イベント ソリューション メディア 大丸松坂屋百貨店 新規事業 株式会社 百貨店 芸術 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ソフトウェア型駐車場サービス「Lott」を開発する「プラグテック」が5,000万円調達
2023年7月26日、株式会社プラグテックは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プラグテックは、ソフトウェア型駐車場サービス「Lott」を開発しています。 決済用キオスク端末…
飲食店情報サイトを運営する「ぐるなび」が「オプティム」と資本業務提携
2022年12月21日、株式会社ぐるなびは、株式会社オプティムと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。 ぐるなびは、飲食店情報サイト「ぐるなび」の運営や、予約・顧客管理、接客(メニュー注文・…
薬局向けのオンライン事務員による処方箋入力代行サービスを提供する「プレカル」が1億円調達
2022年5月11日、株式会社プレカルは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレカルは、薬局向け自動受付・自動入力システム「precal(プレカル)」を提供しています。 自動受付システム…
AI・ロボティクスによりイチゴの完全自動栽培に取り組む「HarvestX」が4.1億円調達
2024年3月20日、HarvestX株式会社は、総額約4億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HarvestXは、イチゴの自動栽培ソリューションを開発しています。 自動授粉ロボッ…
インフルエンサーマッチングサービスと余剰在庫販売サイトを運営する「KOLテクノロジーズ」が2億円調達
2022年8月4日、株式会社KOLテクノロジーズは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 KOLテクノロジーズは、インフルエンサーマッチングサービス「Beee(ビー)」と、余剰在庫を販…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集