注目のスタートアップ

自治体と協定企業をつなぐ防災DXサービス「B-order」シリーズを提供する「プライムバリュー」が1.3億円調達

company

2023年9月6日、プライムバリュー株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

プライムバリューは、自治体と協定企業をつなぐ防災DXサービス「B-order」シリーズを提供しています。

被災時に、被災した自治体と、支援を行う企業・団体との間で行われる支援要請・状況確認・意思疎通を効率化するサービスです。

今回の資金は、組織強化・拡大に充当する予定です。


近年、気候変動による大規模災害が多発しています。日本でも自然災害の発生件数と被害は、ここ数十年増加傾向にあります。

日本は高度経済成長期に建設されたインフラ設備が多く、インフラの老朽化が進んでおり、さらには人手不足によって点検・補修にも課題を抱えているため、災害によって大きな被害を生むリスクが高まっています。

ほかにも、全国各地の山林は手入れされずに放置されているものも多く、こうした山林は日光が届かないことによって根が充分に張ることがなく、地滑りなどのリスクが高まっています。

したがって、災害対策の重要性がさらに高まっているのです。

東日本大震災時の教訓として、大規模災害時には自治体の機能が失われ、被害状況の把握・報告・発信などに大きな支障が生じたことから、被災時の情報伝達について強固な仕組みを構築することの重要性が示されています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ B-order BtoB DX コミュニケーション サービス プライムバリュー 企業 協定 団体 情報伝達 支援 支援要請 災害 災害対策 自治体 資金調達 防災
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する「The Chain Museum」が資金調達
2024年8月19日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ジャフコ グループ株式会社が運営する投資事業有限責任組合です。 The Chain …
産後ママの心身のケアを行う「Flora」が2,200万円調達
2021年6月28日、Flora株式会社は、総額約2,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 産後ママの心身のケアのため、人気の講師とテーマを決めて話せるzoom茶話会「Floraサロン」…
腸内細菌を活用した革新的な魚類の養殖・育種技術を開発する「ホロバイオ」が2.4億円調達
2025年2月25日、ホロバイオ株式会社は、総額2億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ホロバイオは、魚類の腸内細菌叢を最適化・機能化する養殖技術の実用化を目指す京都大学発スタートア…
ARグラス用ディスプレイモジュールを展開する「Cellid」が5億円調達
2022年12月16日、Cellid株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cellidは、ARグラス用のディスプレイモジュールと空間認識ソフトウェアを開発・提供しています。 …
「DXセレクション2023」選定された20社が発表
2023年3月16日、経済産業省は「DXセレクション2023」を公表しました。 経済産業省は、昨年度から中堅・中小企業等のDX(デジタルトランスフォーメーション)のモデルケースとなるような優良事例を「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集