注目のスタートアップ

建設業界に特化したロボットソリューションを開発・提供する「建ロボテック」が1.5億円調達

company

2023年8月21日、建ロボテック株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

建ロボテックは、建設現場に特化した省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供や、スマート施工コンサルティング、労働環境改善資材の開発・販売、受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティングなどを手がけています。

建設現場専用COBOTブランド「トモロボ」シリーズでは、鉄筋結束作業をこなす「鉄筋結束トモロボ」、重い建材を運搬する「運搬トモロボ」を提供しています。

また、省力化に繋がる新しい工法や新しい建材により鉄筋施工を省力化する「速鉄」など、ロボット以外のソリューションも展開しています。

今回の資金調達により、「鉄筋結束トモロボ」の最新バージョンのサービス化、建設現場で作業するすべての人が楽になる新たな機種のサービス化を行います。


建設業では高齢化と若年層の減少が深刻な課題となっています。建設業はさまざまな産業を支えているため、建設業の衰退は経済全体に大きな影響を与えることが予測されます。

したがって建設業では、テクノロジーの活用による業務効率化・生産性向上・省人化・自動化が求められています。

ロボットは、危険場所での作業を代替してくれるため、建設現場以外のさまざまな領域でも実装が進められています。また人間では持つことができない重い対象物を運搬するといったことも可能です。

人間は人間にしかできない作業を担い、ロボットは人間が行うには危険だったり負担がかかったりする作業を担い、将来的にはさまざまな領域で人間とロボットが協働するという環境が実現されると考えられています。

建ロボテックは、現場環境にフィットし、確実に省力化・省人化を図るロボットソリューションを展開し、建設現場の課題解決に貢献しています。

テクノロジーを活用した業務効率化はさまざまな業種にとって重要なものとなっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

また、大規模なシステム整備には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ COBOT シリーズ スマート ソリューション テクノロジー トモロボ トモロボシリーズ ロボット 労働環境 建設 建設業界 施工 株式会社 現場 省人化 資金調達 運搬トモロボ 鉄筋結束 鉄筋結束トモロボ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

科学的介護ソフト「Rehab Cloud」を提供する「Rehab for JAPAN」が10億円調達
2024年2月16日、株式会社Rehab for JAPANは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rehab for JAPANは、科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブ…
求職者と企業の動画マッチング・サービス展開の「ビデオマッチング」が資金調達
2020年7月2日、株式会社ビデオマッチングは、資金調達を実施したことを発表しました。 求職者と企業を動画でマッチングするサービス「ビデオマッチング」を運営しています。 動画により求職者も企業も相互に…
高高度ガス気球や旅行用気密キャビンを設計・開発する「岩谷技研」が4億円調達
2022年6月20日、株式会社岩谷技研は、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 岩谷技研は、高高度ガス気球や、旅行用気密キャビンを設計・開発しています。 気球による“NearSpace…
次世代型のドアツードア送迎サービスを展開する「NearMe」が7億円調達
2022年12月8日、株式会社NearMeは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NearMeは、ドアツードアの送迎において、独自のAIを活用して運行や乗客の相乗りを最大化することで…
AIインカムアプリ「RECAIUSフィールドボイスインカム」を提供する「ボイット」が1億円調達
2024年5月15日、ボイット株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ボイットは、AIインカムアプリ「RECAIUSフィールドボイスインカム」を提供しています。 2023年10…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集