注目のスタートアップ

クラウド決算開示管理サービスなどを提供する「Uniforce」が5.3億円調達

company

2023年8月16日、Uniforce株式会社は、総額約5億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Uniforceは、「クラウド決算開示管理サービス」、IPO準備に特化したサービス「Uniforce IPO準備クラウド」、BPO代行業務、IPO支援業務、社外CFO業務、ブランディング事業、資料デザイン事業を展開しています。

「クラウド決算開示管理サービス」は、決算開示業務ガイドライン機能、リアルタイムレポート機能、タスク管理機能により、決算開示業務の効率化や、属人化解消、リスクマネジメントを実現するクラウドサービスです。

今回の資金は、「クラウド決算開示管理サービス」「IPO準備クラウド」の開発、採用・組織体制の強化、マーケティング強化、マーケティング組織の構築、営業組織の構築に充当する予定です。


上場企業には、経営成績や財務情報を公開する義務、つまり決算報告書の開示義務があります。

決算報告書は、税務署への報告と同時に、投資家に情報提供する役割を果たしています。そのため、決算報告書の作成と開示は、重要な業務の一環となっています。

開示業務はしばしば短いスケジュール内で行われますが、高い精度が求められるため、緻密なスケジュール管理が求められます。

さらに、毎年適用される新たな会計基準や法律に準拠した開示が求められるため、専門的な知識を持つ人材が必要です。このため、開示業務は個人のスキルに依存しやすく、属人化を引き起こし、人材不足の原因のひとつとなっています。

さらに近年は、ガバナンスとコンプライアンスの強化が重視されており、開示業務の重要性は一層高まっています。

また、IPOを目指すスタートアップにとっては、適切な開示体制を整えることが重要な準備の一つとなっています。

Uniforceは、上場企業の開示業務を効率化し、IPOを準備するスタートアップを支援するため、クラウドサービスやコンサルティングサービスを提供しています。

企業には決算報告書の開示義務だけでなくさまざまな義務があります。健全な経営のためには法律をよく理解しておくことが重要です。累計発行部数200万部を突破した「冊子版創業手帳」では、企業にまつわる法律やその注意点などを詳しく解説しています。

また、IPOに耐えうる組織を構築するには資金調達を行うことも必要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IPO IPO準備クラウド IR Uniforce クラウド クラウド決算開示管理サービス コンサルティング ユニフォース 一元管理 効率化 株式会社 業務効率化 決算 決算開示 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

企業のプライバシー対策を支援する「Priv Tech」が5,550万円調達
2022年9月13日、Priv Tech株式会社は、総額5,550万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Priv Techは、同意管理プラットフォーム(CMP)「Trust 360」や、プライ…
音源のサブスク原盤権を販売・購入できるプラットフォームなどを手がける「OIKOS MUSIC」が1.5億円調達
2023年9月20日、OIKOS MUSIC株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 音源のサブスク原盤権を販売・購入できるプラットフォーム「OIKOS MUSIC」…
オールインワン基幹システムを提供する「hacomono」が38.5億円調達
2023年4月19日、株式会社hacomonoは、総額38億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 hacomonoは、オールインワン基幹システム「hacomono」を提供しています。…
クラウドシフト管理システム「らくしふ」などを提供する「クロスビット」が9億円調達
2024年1月10日、株式会社クロスビットは、総額9億502万8,100円の資金調達を実施したことを発表しました。 クロスビットは、クラウドシフト管理システム「らくしふ」や、シフトマッチ度を重視したア…
超薄肉コンクリート「HPC」技術を有する「HPC沖縄」が2,000万円調達
2024年5月3日、株式会社HPC沖縄は、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社okicomと、テックサービス株式会社です。 HPC沖縄は、コンクリート系の特許…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集