IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」4次締切の補助事業者が採択

subsidy

2023年8月1日、「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」の4次締切の補助事業者が採択されました。

2023年6月20日(火)まで公募を行い、応募のあった3,577者について審査を行った結果、2,796者を採択しました。

採択結果

公募期間:2023年6月20日(火)まで
申請数:3,577者
採択数:2,796者


経済産業省は、日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現できなければ、2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性があると指摘しています。

DXとは、デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや企業自体を変革し、競争優位性を確立する取り組みです。テクノロジーの活用は世界的なトレンドであり、従来の経営手法を継続する限り、競争力が相対的に低下してしまう可能性があります。したがって国内では、大企業・中小企業に限らず、すべての企業においてDXを推進することが求められています。

一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会が2021年に実施した調査によると、大手企業の82.9%がDXに取り組んでいることが明らかになりました。

しかし、中小企業のDXへの取り組み具合については、中小機構が2022年に実施した調査によると、既にDXに取り組んでいる企業は7.9%であり、取り組みを検討している企業も16.9%で合計して24.8%となっています。さらに、取り組む予定がないと回答した企業が41.1%も存在しています。

中小企業がDXを推進できない理由にはさまざまなものがありますが、やはり予算不足は多くの企業にとって共通する課題です。

「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合わせたITツールの導入を支援する補助金です。ITツールの導入による業務効率化はDXへの第一歩となる取り組みです。また、自社の課題を明確にする機会でもあります。ぜひ活用を検討してください。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、補助金以外でも資金調達によって資金を確保することも重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

カテゴリ 公募
関連タグ DX ITツール IT導入補助金2023 デジタル化 デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型) 助成金 採択 補助金
詳細はこちら

「IT導入補助金2023」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):4次締切」の補助事業者を採択しました

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業」助成金
公益財団法人東京都環境公社は、「ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業」について発表しました。 「2025年CO2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、中小…
国際物流プラットフォーム「Shippio Platform」を提供する「Shippio」が32.4億円調達
2025年10月30日、株式会社Shippioは、総額32億4000万円の資金調達を発表しました。 Shippioは、国際物流プラットフォーム「Shippio Platform」を提供しています。 貿…
【農林水産省】令和7年度「飼料穀物備蓄対策」公募
農林水産省は、令和7年度「飼料穀物備蓄対策」の公募について発表しました。 畜産農家への配合飼料の安定供給を図るため、飼料製造業者等が不測の事態に備えて策定する事業継続計画に基づく飼料穀物の備蓄、不測の…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切 7/28締切
2023年4月19日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切の公募開始について発表しました。 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金…
プロジェクトマネジメントDXプラットフォーム「Flagxs」を提供する「フラッグス」が2億円調達
2024年2月29日、フラッグス株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 フラッグスは、プロジェクトマネジメントのDXやプロジェクト運営の生産性向上を目的に、主にPMO(Proj…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集