注目のスタートアップ

AIソリューションを提供する「シナモン」が「オカムラ」と資本業務提携

company

2023年7月5日、株式会社シナモンは、株式会社オカムラと資本業務提携を締結したことを発表しました。

シナモンは、AI-OCR「Flax Scanner」、自然言語処理エンジン「Aurora Clipper」、音声認識エンジン「Rossa Voice」を顧客企業の要望に応じてカスタムして提供しているほか、業界別のAIソリューションを開発・提供し、国内大企業のDXを推進しています。

オカムラは、オフィス家具や、商環境什器、物流システムなどを手がける大手メーカーです。

オカムラとの提携では、オカムラが掲げるDXによる顧客の体験価値向上と業務効率化などを、シナモンが提供するAIコンサルティングとAIプロダクトによって推進します。


DX(デジタルトランスフォーメーション)は、国内企業にとってもっとも重要なテーマのひとつとなっています。

経済産業省はDXを「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義しています。

このようにDXは単純なデジタル化ではなく、企業や組織を変革し、さらに成長させていくための取り組みであることがわかります。

DXは国際的にも大きく進められており、日本でDXの遅れに対する危機感が高まっているのは、DXの遅れによって国際競争に置いていかれるということが予測されているためです。

そのため大企業においてはDXのニーズが高まっていますが、テクノロジーの発展は著しく、近年の高度化したテクノロジーは多くの経営者などにとって正確に把握ができないものになってきています。

そのため大企業では、DXの知見を有するコンサルティング企業やシステム開発企業と提携しDXを進め、組織変革を実現すると同時に、新たな時代のプロダクト・サービスの創出にも取り組むという動きが見られます。

DXを拒むもののひとつにレガシーなシステムがありますが、創業期はなにも導入されていないまっさらな状態であるため、自分の好きなようにシステムを構築できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI-OCR AIソリューション DX OCR オカムラ シナモン シナモンAI ソリューション テキスト化 図面 株式会社 自然言語処理 資本業務提携 資金調達 音声認識
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

DXデザイン事業の「EdMuse」とベトナムの送り出し機関の「COCORO INTERNATIONAL JSC」が業務提携
2020年10月21日、EdMuse株式会社は、COCORO INTERNATIONAL JSC(所在地:ベトナム社会主義共和国ホーチミン市)と業務提携契約を締結したことを発表しました。 ブロックチェ…
人型重機を研究・開発する「人機一体」が電線・ケーブル事業・電子材料事業展開の「タツタ電線」と資本提携
2022年1月24日、株式会社人機一体は、タツタ電線株式会社と資本提携契約を締結したことを発表しました。 Man-Machine Synergy Effector (MMSE)=人間機械相乗効果器とい…
変形するロボットベッド「Bexx」やロボット枕「Pixx」を開発する「Ax Robotix」が1億円調達
2022年6月22日、Ax Robotix株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ax Robotixは、ロボットベッド「Bexx(ベックス)」や、AIで成長するロボット枕「…
宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム「AirXpress」を展開する「SpaciaNet Japan」が1億円調達
2023年11月6日、株式会社SpaciaNet Japanは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SpaciaNet Japanは、宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォー…
移住マッチングプラットフォーム「たびすむ」を運営する「BeA」が1億7,480億円調達
2022年11月1日、株式会社BeAは、総額1億7,480億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクと、株式会社…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集