注目のスタートアップ

一体型ホテルDXシステム「WASIMIL」を提供する「AZOO」が資金調達

company

2023年7月6日、株式会社AZOOは、資金調達を実施したことを発表しました。

AZOOは、一体型ホテルDXシステム「WASIMIL」を開発・提供しています。

直販予約エンジン、宿泊管理(PMS)、在庫管理、料金管理、料金管理、経営データ分析(帳票・BI)、CRM・マーケティングをオールインワンで提供するホテルシステムです。

宿泊事業者にとって必要な機能を一体的に提供し、業務効率化と売上向上を支援しています。


日本は、景気の低迷や少子高齢化によって国内市場が縮小傾向にあります。そのため、観光業の成長を目指し、インバウンド需要を獲得することで消費を促すという取り組みが進められてきました。

もともと日本はさまざまな観光資源に恵まれた国なのですが、インバウンド客の受け入れ体勢やアピールが不十分であり、世界的な観光ランキングとしては長年低い位置が続いていました。

しかし国・自治体・企業などの取り組みの結果、2019年には、訪日観光客数が過去最多の約3,200万人を記録するなど、順調にインバウンド需要を伸ばしていました。

コロナ禍では多くの国がインバウンド需要を失い、観光業は大きなダメージを受けましたが、コロナ禍が落ち着くにつれ、以前の水準に回復していくことが予測されています。

宿泊施設は、旅行者にとって観光のハブとなる存在であり、またその旅行のイメージを大きく左右する要素のひとつでもあります。

近年は、ただ食事できて眠れる場所としての宿ではなく、宿泊体験そのものを向上させ、旅行者に選ばれる宿泊施設としての成長を目指す事業者が増加しています。

宿泊施設の価値向上のためには、デジタル化を実現し、効率化できる業務を効率化し、データを駆使したマーケティングなどに取り組むことも重要です。こうした背景から、宿泊施設に特化したシステムのニーズが高まっているのです。

さまざまな業界でデジタル化が進んでいます。創業期はコストの問題から多くのシステムを導入できないかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することで相当の負担を軽減することが可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AZOO CRM DX システム データ デジタル化 ホテル マーケティング 分析 宿泊施設 株式会社 管理 観光 資金調達
関連記事はこちら

株式会社AZOO 横田裕子|中小ホテル向けのシステム開発で注目の企業

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ピアラ」がオンラインヨガ・フィットネス事業を展開する「SOELU」に出資
2022年12月28日、株式会社ピアラは、連結子会社である株式会社ピアラベンチャーズが運営するファンドにおいて、SOELU株式会社に投資を実行したことを発表しました。 SOELUは、オンラインヨガ・フ…
「mign」がBIM/CIMデータを用いた建設プロジェクトにおける工場や下請業者の発注先選定システム「ceam」をローンチ
2023年2月16日、株式会社mignは、「ceam」をローンチしたことを発表しました。 「ceam」は、BIM/CIMデータを用いた建設プロジェクトにおける工場や下請業者の発注先選定システムです。 …
「OLTA」が「きらぼし銀行」と共同で「OLTAクラウドファクタリング supported by きらぼし銀行」を開始
2022年6月16日、OLTA株式会社は、株式会社きらぼし銀行と共同で、ラウドファクタリング事業「OLTAクラウドファクタリング supported by きらぼし銀行」を立ち上げ、2022年6月16…
GPU専用データセンターを運営する「ハイレゾ」が7,000万円調達
2024年2月5日、株式会社ハイレゾは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ハイレゾは、GPUデータセンターの運営、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」の提供、広告事…
eスポーツのオンライン大会プラットフォーム提供の「JCG」が5.7億円調達
2020年1月23日、株式会社JCGは、総額5億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツのオンライン大会プラットフォーム「JCG」の運営や、eスポーツ大会の企画・運営などを行…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集