注目のスタートアップ

チャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN」を提供する「コンシェルジュ」が資金調達

company

2023年6月28日、株式会社コンシェルジュは、資金調達を実施したことを発表しました。

コンシェルジュは、チャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN(クウゼン)」を提供しています。

LINE公式アカウントの全体設計・施策立案・運用改善・代行をサポートするLINE拡張ツール「KUZEN」と、ノーコードAIチャットボットにより社内外からの問い合わせを自動化する「KUZENサポート」を展開しています。

外部のCRM・MAツール・コミュニケーションツールとの柔軟な連携、充実した運用サポートを特徴としています。

2023年3月から、OpenAI社のAIチャットボット「ChatGPT」との連携を開始し、WebサイトのURLを「KUZEN」に登録することでコンテンツを理解し、ユーザーの質問に回答できる機能を追加しました。これにより1日で高性能チャットボットの立ち上げを実現できます。

今回の資金は、新規プロダクトの開発、エンジニアなどの採用、組織体制の強化に充当する予定です。

今後、ChatGPT関連事業を強化していく計画です。


AIチャットボットとは、AIを搭載した会話プログラムがチャットを介して顧客が必要とする情報を提供したり手続きを行ったりするサービスです。

24時間365日稼働できるため、営業時間外の顧客対応が可能となり、顧客の取りこぼしを低減できます。また、顧客対応の効率化・省人化・自動化を実現できるため、さまざまなシーンで活用されています。

ほかにも、チャットボットを導入することでより多くの顧客データを収集できるようになります。このデータを活用したデータドリブンなマーケティングに取り組むことも、チャットボット導入の目的のひとつといえます。

さらに近年は、ChatGPTなどの高性能なAIチャットボットが登場し、業界で高い注目を集めています。これまでのAIチャットボットは、事前に設計したシナリオに沿ったやりとりしかできないことが課題だったのですが、ChatGPTなどのAIチャットボットは、より柔軟な対応を実現します。そのため、今後AIチャットボットの導入が加速していくことが予測されています。

顧客満足度の向上が重要視されているなか、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

また、事業の成長のためには戦略的な資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を申し込む際の注意点などを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIチャットボット ChatGPT KUZEN LINE カスタマーサポート クウゼン コミュニケーション コンシェルジュ チャットボット プラットフォーム マーケティング 株式会社 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

店舗マネジメントツール「はたLuck」提供の「HataLuck and Person」が8億円調達
2022年7月14日、株式会社HataLuck and Personは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HataLuck and Personは、小売・飲食・サービス業に特化した店…
採用サイト作成ツール「採用係長」提供の「ネットオン」が3.6億円調達
2022年5月6日、株式会社ネットオンは、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ネットオンは、採用サイト作成ツール「採用係長」や、採用Webマーケティング事業、Indeed運…
建築学生向けサービス「BEAVER」運営の「ArchiTech」が3,500万円調達
2021年5月24日、ArchiTech株式会社は、総額3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 建築学生向けに、設計作品共有サービス・建築ソフト学習サービス・就活支援サービスなどを提供…
「東レエンジニアリング」がライフサイエンスと画像解析技術に強みを持つ「エルピクセル」に追加出資
2023年3月16日、東レエンジニアリング株式会社は、エルピクセル株式会社に追加出資を実施したことを発表しました。 エルピクセルは、ライフサイエンスと画像解析の双方に強みを持ち、独自の技術を研究・開発…
システムマネジメント事業を主軸とするMSP事業者「アイティーエム」が「テリロジーホールディングス」と資本業務提携
2023年5月25日、アイティーエム株式会社は、株式会社テリロジーホールディングスと、資本業務提携を締結したことを発表しました。 アイティーエムは、さくらインターネットグループの事業会社で、MCSSP…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集