注目のスタートアップ

BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data Platform(EDP)「aimstar」を提供する「スプリームシステム」が5.1億円調達

company

2023年6月23日、スプリームシステム株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スプリームシステムは、BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data Platform(EDP)「aimstar(エイムスター)」を提供しています。

BtoC企業が保有するさまざまなデータを活用し、顧客とのエンゲージメントを強化するオールインワンソリューションです。

顧客・購買履歴・キャンペーン履歴・アクセスログなど多様なデータを統合するCDP、統計知識なしでも高度な分析が可能なデータ分析、シナリオ設計とキャンペーンの自動化などの機能により、BtoC企業におけるLTV向上を実現します。

今後、すでに提供しているAI機能の提供価値向上、BtoC企業が立案する顧客(生活者)とのエンゲージメント方針、予算などの変数に応じた最適なエンゲージメント向上施策のレコメンド、施策実行結果のモニタリング強化などを実装していく計画です。

今回の資金は、プロダクト開発、セールス・マーケティング、人材採用などに充当します。


LTV(顧客生涯価値)とは、ひとりの顧客が企業と取引を開始してから、その取引をやめるまでの間に企業にどれだけの利益をもたらすのか、という指標です。

近年、BtoC企業のマーケティングではLTVを重要視する傾向にあります。LTVが注目されるようになった背景にはさまざまな要因があります。

1つ目は、市場の成熟化によりプロダクト・サービスが飽和状態にあることです。現在の市場では新たなプロダクト・サービスが登場したとしても、顧客はすでにあるプロダクト・サービスで満足している状態であるため、新たなプロダクト・サービスに手を出すことが少ない傾向にあります。そのため新規顧客獲得が難しいという課題が生まれています。

2つ目は、SaaSやサブスクリプションモデルの流行が挙げられます。。サブスクリプションモデルは月額定額制でプロダクト・サービスを提供するビジネスモデルのことです。サブスクは利用にあたってのコストが低いことから、顧客は試しにプロダクト・サービスを利用してみるということが可能となります。一方で離脱のハードルも低いため、サブスクリプションモデルで利益をあげるには試しに利用してみるという顧客を引き止め、長く利用してもらうような施策が必要となります。

3つ目は、D2C(Direct to Consumer)の流行です。D2Cとは、自社で企画・製造した商品を自社ECサイトなどを介して直接ユーザーに届けるビジネスモデルのことです。D2Cではマーケティングにおいて顧客の口コミを戦略的に活用するという特徴があります。つまりファンの獲得や育成が必要であり、そのための顧客満足度の向上やLTV向上が重要となります。

LTVを向上させるには、顧客のことをよく理解し、顧客ごとに最適な施策を届けることが必要となります。これにはさまざまなデータの収集・管理・活用が必要となり、マーケティング部門ではこうしたデータ活用のためのツールのニーズが高まっています。

近年、マーケティングではテクノロジーの活用によって効率化や、新たなマーケティング手法の開拓が進んでいます。創業期はPR・マーケティングに多くの予算をかけることはできないかもしれませんが、SNSマーケティングなど中長期的に資産となるマーケティング手法などもあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

また、事業の成長のため大規模なマーケティングに取り組む際には資金調達も重要となります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功に導くためのノウハウなど、さまざまな資金調達に関するノウハウを提供しています。無料で送付しているので、ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CX LTV エンゲージメント オールインワン ソリューション 企業 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2026年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【税理士監修】すぐわかる事業計画書の書き方!融資・起業を成功させるテンプレート&記入例付
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2026年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「エイチ」と「ボルテックス」が資本業務提携 「VORT AI assist」を共同リリース
2023年8月22日、株式会社ボルテックスは、株式会社エイチと資本業務提携を締結したことを発表しました。 今回の提携により、エイチが提供する「叡知AI assist」のサービス群をベースにした「VOR…
スキマバイトサービスを提供する「タイミー」が130億円調達
2023年9月25日、株式会社タイミーは、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行と相対取引により総額130億円のコミットメントライン契約の新規・追加締結を実施したことを発表しました。 タイミーは、スキ…
アジアへの越境ECを支援する「アジアンブリッジ」と「ラバブルマーケティンググループ」が資本業務提携
株式会社ラバブルマーケティンググループは、アジアンブリッジ株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 アジアンブリッジは、アジア向け越境EC支援事業として、FDA申請、貿易、フルフィルメントなど…
製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を提供する「スカイディスク」が8億円調達
2023年5月24日、株式会社スカイディスクは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スカイディスクは、製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を開発・提供しています。 いつ…
建設業向けBPaaS「Photoruction」を提供する「フォトラクション」が17億円調達
2023年7月19日、株式会社フォトラクションは、総額約17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 フォトラクションは、建設業向けBPaaS「Photoruction」を開発・提供しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳