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「Chatwork」がプロのアドバイザーにHP制作や動画制作を相談できるサービス「幹事」シリーズを提供する「ユーティル」に出資

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2023年6月21日、Chatwork株式会社は、株式会社ユーティルに出資したことを発表しました。

Chatworkは、ビジネスチャット「Chatwork」を展開しています。2022年に組成したコーポレートベンチャーキャピタル「Chatworkスーパーアプリファンド」を通じ、Chatworkとの事業シナジーのある企業への出資を行っています。

ユーティルは、ホームページ・Web制作に関する相談サイト「Web幹事」、動画・映像制作に関する相談サイト「動画幹事」、システム・アプリ制作に関する相談サイト「システム幹事」、LPデザインの事例サイト「LP幹事」、ECデザインの事例サイト「EC幹事」を展開しています。

単なる一括見積もりサービスではなく、依頼前の予算の取り方や要件の決め方を専門家に相談して整理でき、専門家の支援によって最適な制作会社などを選ぶことができます。

ユーティルは、2022年4月にChatworkと株式会社ショーケースの共同で開催された「Chatwork Collab Pitch」で、グランプリに選ばれています。


総務省が公表している「令和4年版情報通信白書」によると、インターネットの利用時間は全世代において年々伸びており、反対にテレビ・新聞の利用時間は年々減少を続けていることがわかります。

具体的な数値としては、2021年の全年代のインターネットの平均利用時間(平日)は176.8分で、テレビの平均視聴時間は146.0分となっています。つまりインターネットの利用時間はテレビを上回っているということになります。

また2021年には、インターネット広告費がマスコミ四媒体(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌)の広告費を初めて上回りました。

こうしたデータから、インターネットは現在もっとも影響力のあるメディアであるといえるでしょう。

こうした背景から、Webマーケティングの重要性も年々高まっています。

一方、小規模事業者や中小企業は、インターネットに関する知見がないことも多く、最適な施策を実施できないという課題を抱えています。

HP制作や、動画を活用したマーケティングは、ありとあらゆる企業にとって重要なものとなっており、小規模事業者や中小企業においてもそうした流れに乗って実施している施策もみられます。

しかし前述の通り知見不足によって効果的な施策ができていない企業も多く、この課題解決が求められます。

ユーティルはこうした課題を解決するため、HP制作や動画制作を業者に依頼する際に、プロのアドバイザーに相談できるサービス「幹事」シリーズを提供しています。

LPや企業のWebサイトは、顧客への情報提供や信頼性の確保のために重要な存在です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

また、大規模なマーケティングの実施には資金調達も必要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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