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コミュニティデータの統合分析サービスを提供する「KEEN」が2億円調達

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2023年6月20日、KEEN株式会社は、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社フリークアウト・ホールディングスです。

KEENは、コミュニティ内のユーザーデータ統合分析ツール「KEEN Manager(キーン・マネージャー)」を開発・提供しています。

エンドユーザー個人の活動データを収集・分析し、スター顧客を育成するためのアクションを支援するマーケティングツールです。

スター顧客によるプロダクト・サービスの紹介を受けたエンドユーザーは成約の確率が高いことから、スター顧客を育成することで商談化率の高いリードを獲得します。

また、スター顧客経由でアプローチするため、企業ではリーチできない層への認知獲得ができるほか、スター顧客を起点にコミュニティが形成され、ナレッジの共有などが行われることで、プロダクト・サービスへの理解が深まり、顧客全体のLTVが向上します。

現在、BtoB企業、Web3企業のユーザーコミュニティを中心にサービスを提供していますが、今後はBtoC企業・商材のファンコミュニティを対象とし、サービスを提供していく予定です。

今回の資金は、「KEEN Manager」の機能開発、プロダクト、サービスの提供体制の確立・拡充に向けたエンジニアやビジネス人材の採用強化に充当します。


近年、マーケティングにおいては、インフルエンサーやファンの口コミによる情報の拡散力・発信力・影響力を利用したマーケティングが注目されています。

スマートフォンの普及に伴いインターネットにアクセスできる環境を持つ人びとが増加した時代において、情報は日々とてつもない速度で拡散し流れていっています。

こうした状況の中で、より多くの人の目を引き情報が拡散されていく「バズ」という現象が起こったり、同じプロダクト・サービスに興味のあるユーザーがSNSなどでつながりコミュニティが形成されるということが多くなっています。

プロダクト・サービスがバズると、企業は少ない労力で情報をより広く伝えることができます。さらにその情報はユーザー発信の情報であることから、エンドユーザーへの印象が良いという特徴もあります。

ほかにもコミュニティが形成されることで、そのプロダクト・サービスのファンが育成されたり、プロダクト・サービスへの理解度が深まり、より長く利用される環境がつくられます。

インフルエンサーやファンを中心としたマーケティングは、こうしたメリットが注目されており、勢いのあるマーケティング手法のひとつとなっています。

一方、ファンは可視化が難しい存在でもあります。購買金額が大きい顧客であっても、他に良い商品がないから、といった消極的な動機でプロダクト・サービスを利用し続けている可能性もあります。

「KEEN Manager」は、エンドユーザーをスコアリング・分類し、熱量の高いファン(スター顧客)を発掘することで、スター顧客を起点としたマーケティングを支援するマーケティングツールです。

発掘以外にも、スター顧客の育成を支援するための最適な施策のレコメンドや、効果測定、レポート作成も行うことができます。

近年、マーケティングではテクノロジーの活用によって効率化や、新たなマーケティング手法の開拓が進んでいます。創業期はPR・マーケティングに多くの予算をかけることはできないかもしれませんが、SNSマーケティングなど中長期的に資産となるマーケティング手法などもあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

また、事業の成長のため大規模なマーケティングに取り組む際には資金調達も重要となります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功に導くためのノウハウなど、さまざまな資金調達に関するノウハウを提供しています。無料で送付しているので、ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
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