注目のスタートアップ

住宅建築の施工改善クラウド「QualiZ」を提供する「NEXT STAGE」が資金調達

company

2023年6月1日、株式会社NEXT STAGEは、資金調達を実施したことを発表しました。

NEXT STAGEは、ヒンシツアナリティクスクラウド「QualiZ(クオリツ)」を提供しています。

住宅の製造プロセスにおける建物の品質管理状況や、施工に関わる技術者のタスク管理における推進状況をさまざまな角度から定量的に分析し、住宅事業者の施工に関する重点課題の抽出とその解決を支援するクラウドサービスです。

今回の資金は、「QualiZ」のユーザビリティの向上、さらなる機能追加に充当します。


公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住宅相談統計」によると、住宅トラブルの相談件数は増加傾向にあり、その大部分が住宅本体の不具合に関するものです。

建築工事に欠陥がある場合、施工業者としての請負人は損害賠償や修補工事などの責任を負う場合があります。

この責任には期限があり、新築住宅の欠陥に関しては2年間、基本構造部分の欠陥については10年間の責任を負う必要があります。

多くの事業者は保険に加入しているため、施工上の欠陥があっても費用的な損失は少ないかもしれません。しかし、補修工事には人手が必要であり、顧客の信頼を失うという問題が生じる可能性があるため、高品質な施工を行うことが重要です。

とくに建設業界は他の業界よりも深刻な人手不足に悩まされており、補修工事に人手を割かれると新たな案件を受注できないといった経営上の大きな問題が生じる可能性もあります。

NEXT STAGEは、これらの課題を解決するために、住宅建築の品質向上を支援するヒンシツアナリティクスクラウド「QualiZ」を提供しています。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ QualiZ カイゼン クオリツ クラウド ヒンシツアナリティクスクラウド 住宅 住宅事業者 住宅建築 建築 改善 施工 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

企業間でのデータ連携の課題を解決するプライバシーテックサービス「AutoPrivacy」などを展開する「Acompany」が6.4億円調達
2022年12月21日、株式会社Acompanyは、総額約6億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Acompanyは、企業間でのデータ連携の課題を解決するプライバシーテックサービス…
ドローンによる屋根外装点検アプリ「DroneRoofer」など建設業界向けドローン・ソフトウェア提供の「CLUE」が20億円調達
2020年12月21日、株式会社CLUEは、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドローンの自動操縦を可能にする屋根外装点検アプリ「DroneRoofer」や、建設現場のための施工管理…
SNSマーケティングの「タグピク」と子会社の「マルシェ」が「電通」とD2Cブランディング領域において業務提携
2020年10月1日、タグピク株式会社と、子会社であるマルシェ株式会社は、株式会社電通との間で、業務提携契約を締結したことを発表しました。 この業務提携は、D2C事業の推進、支援高度化を目指すためのも…
軽貨物と荷主のマッチング・プラットフォームなど運営の「CBcloud」が資金調達
2019年10月15日、株式会社CBcloudは、資金調達を実施したことを発表しました。 8月に行った、総額約12億3,900万円の資金調達に引き続き、JR東日本スタートアップ株式会社、BORベンチャ…
バケーションレンタル事業の「トマルバ」が8300万円調達!
平成29年11月13日、株式会社トマルバは、総額8300万円の資金調達を実施したと発表しました。 京都を拠点として、一棟貸しゲストハウスに特化したバケーションレンタルの企画・運営・集客を行っています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集